「 支配 」のために「 怒り 」の感情を使ってしまう女達。

こんにちは♪( ´▽`)
関係改善心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
お久しぶりのブログですm(_ _)m
※このブログは、悪化した男女関係を改善したい「女性」へ向けたブログになります。
男女関係を改善する事に重きを置いた発言が含まれるブログになります。
読み進める進めないは、ご自身のご判断でお願いいたします。
今日は、「 支配 」による「 怒り 」についてお伝えして行きます。
本日も最後まで、よろしくお願いいたします。
人はなぜ怒ってしまうのか?
男女は共存する過程で「怒り」を表現する場合があります。
- 意見の食い違い
- 見解の相違
- 価値観の違い
- 相手の行動への不満
これらの原因に対して「怒り」を表現する時があります。
相手との意見の食い違いが多い場合、「なんで、分からないの?」「自分ならこうするのに。」と感じてしまい、
相手に対して、怒りの感情を爆発させる事があります。
どうして、意見の食い違い程度で相手への怒りが爆発してしまうのでしょう。
それは、
- 相手は自分を受け入れてくれるという期待
- 相手は自分のいう事を聞いてくれるという期待
- 相手は自分に服従してくれるという期待
これらの「期待」が潜んでいるからです。
要するに「相手は自分を受け入れて許してくれる」という自信があるわけです。
① 怒りの感情を見直す
先ほど、「相手は自分を受け入れて許してくれる自信がある」とお伝えしました。
ですが・・・。
実際は違いました。
意見の食い違い・価値観の違い等から、二人の関係には亀裂が入ります。
私たち人間は、人間関係に亀裂が入り、この人間関係を続けて行く自信がなくなったり、続ける事を断念せざるを得ない状況になった場合、1次感情である「不安・悲しみ・苦しみ・葛藤」を感じます。
その延長線上で、自分の「不安・悲しみ・苦しみ・葛藤」を相手に理解してもらうとするため、相手に対して「怒り」を爆発させてしまいます。
シンプルに考えて、相手に自分の不安や苦しみを理解してもらって、「大丈夫だよ。受け入れるよ。」と言われたいのが人間です。
自分の欲求が叶わない事で更に不安が増し、「不満」となって「怒り」という行動に出ます。
「怒り」は2次感情です。
2次感情があるという事は、悲しい・不安・苦しいというような「1次感情」が必ずあります。
1次感情が発生して初めて、2次感情が起こります。
私たち人間は、1次感情を隠して、2次感情を表してしまう事が非常に多いです。
本来ならば、「相手に自分の事を理解してもらおう」と考えた時、シンプルに考えて、自分を理解してもらうためには「1次感情」である「不安・悲しみ」を優先的に出さなければ、本当の自分の気持ちは、相手には伝わりません。
ですが、
私たち人間は「怒る」事で相手に対して「私は何故、怒っているのでしょうか?」と「怒りクイズ」を出してしまいます。
怒られている側は、怒っている側を見て「今は沈黙を続けよう」とか「怒っている人は無視しよう」とか「怒りは受け流そう」という具合に、怒っている人に対する対策をとります。
対策を取られてしまうと怒っている側は「自分を無視されたように」感じてしまうため「私を馬鹿にしてるのか?」「私をないがしろにするな!」と怒りがもっと、増幅してしまいます。
相手に「自分の事を受け入れてほしい・理解してほしい」という目的があるとします。
その目的に到達する事のみにフォーカスしたら「怒り」は無意味でしかありません。
全く、無駄な行動になります。
② 1次感情を優先させる
1次感情とは「不安・悲しみ・苦しみ・葛藤」を指します。
本当は、こちらを優先的に相手にお伝えしないと、なかなか、相手からの理解を得る事はできません。
- 悲しい時は正直に「悲しい」と言い、悲しい表情をする
- 苦しい時には正直に「苦しい」と言い、苦しい表情をする
これでないと、相手に本当の自分の事情なんて伝わりません。
なぜなら、相手はあなたとは全く違う別人だからです。
「私はなんで怒っているでしょうか?」なんて「怒りクイズ」を出されても、正直、怒られている側からしてみたら「知らんがな。」です。
100歩譲って、怒っている理由が分かっていても、「怒り」は相手の自由なので、相手の好きなように怒らせておくしかありません。
基本的には怒っている人を静まらせるには、「要求を叶えてあげる」事しかないため、要求を叶える必要がなかったり、要求を叶える手立てがなかったり、要求を叶える事に興味がない場合には、怒っている人には好きなだけ怒っていただくしかないのです。
なので、
「怒り」を表に出す事は人間としては当たり前の事ですし、そんなに悪い事ではないのですが、「自分を理解してもらいたい」という目的のみを考えるとシンプルに無駄な動きと言えます。
自分の事を理解してもらいたいと思うのならば、「1次感情」を優先的に表に出すようにしましょう。
③ 注意点
「1次感情」を表に出す事は、とても大事な事なのですが、1点注意点があります。
それは、「ネガティブな感情はネガティブを引き寄せる」です。
1次感情には、ポジティブもあれば、ネガティブもあります。
ネガティブは先ほどお伝えした「不安・悲しみ・苦しみ・葛藤」ですが、ポジティブは「嬉しい・楽しい・ワクワク」というものです。
ネガティブな1次感情「不安・悲しみ・苦しみ・葛藤」を優先的に出せば、相手に自分のネガティブを伝える事は出来ます。
「今、私はネガティブな状況なんですよ」と相手に伝える事はできるのですが、シンプルに考えてみてください。
ネガティブな話を聞いて「嬉しい・楽しい」になる事はありません。
あなたがネガティブな感情を彼に訴えたとして、最初は彼も聞いてくれるかもしれませんが、
あまりにも、あなたが彼にネガティブな感情を訴え続けてしまうと…「ネガティブはもう要らない」と彼が思うようになります。
人間誰しも、嬉しい楽しいがある方が幸せを感じます。
ネガティブな感情を彼に訴える時間が長すぎると…相手からもネガティブな感情を引き出してしまうため、
私、悲しいわ。
恋 なや美
と相手に伝えても、
俺も悲しいよ。
愛 され男
と、「必殺ネガティブ返し」を受けてしまう事があります。
互いにネガティブになってしまうと、二人の関係に「幸福感」が薄れてしまうため…オススメはしません。
1次感情を使うなら、ネガティブよりも、ポジティブの方に力を注ぐ事をオススメします。
ただの 支配 では幸福にはなれない
支配には2種類あります。
「不幸な支配」と「幸福な支配」。
あなたが、どっちに「支配」されたいかで、あなたと彼の今後の関係は変化してゆきます。
① 不幸な支配とは…
不幸な支配とは…言わずもがなですが…。
幸福感がなく、心が乾き、毎日を退屈に感じ、不満の多い時間を過ごしている環境に身を置いている事です。
毎日同じ事の繰り返しで飽きを感じていたり、自分の気に入った環境じゃないけど、仕方ないのでそこに居たりするような環境に身を置いている事です。
これは、さすがに…幸福とは言えません。
そして、そういう環境だけれど…誰かがいる事で逃げ出せない状況にある事です。
このような環境に身を置く事を「不幸な支配」と美人の教室ではお伝えしています。
この「不幸な支配」…誰かに支配されて身動きが取れない場合の事を言うかと思いきや…。
実のところ…あなた自身が自分自身を「不幸な支配」へと導いいている事がほとんどです。と言うか…100%です。
実際、美人の教室にご相談にお見えになる方のほとんどが、彼との関係が悪化してしまい、その退屈で納得のいかない環境は「彼がいるから起こっている」と捉えていると考えています。
中には、「自分自身の問題なので、決めるのは自分なのですが、それでも悩みます」という自己葛藤型の方もいらっしゃいますが、
ほとんどの場合が、「彼がいるから自分は支配されて身動きが取れない」と思い込んで悩んでいます。
なので、「彼が消えてくれたらどんなに楽か」という答えや「私は何もしなくても彼が自然に変わってくれる方法ありませんか」という質問などをよく受けます。
実際は、自分自身を「変革するのは面倒臭いので」「彼」を理由にして、自分自身を「不幸」に導くように誘導している状態を作り上げており、
「不幸な方が楽、不幸な方が自分らしい」という具合に、自分自身で自分自身を「不幸」で「支配」して行くようになります。
なので、彼の事も自分が不幸であるためには、彼に「ダメ男」で居てもらわないと困りますし、彼に「良い男」になってもらうと困るため、
彼に対しても「ダメ男でいるように支配」するような行動を取るようになります。
あなた自身は、自分で分かっていなくても、無意識的に「不幸の支配」を自分にも、彼にもかけている場合があります。
② 幸福な支配とは…
全項目の「①不幸な支配とは…」を読んだ後では、もう、私が何を言いたいのか分かるでしょう。
幸福な支配とは「嬉しい・楽しい・ワクワク」というようなポジティブな支配になります。
考えただけでも楽しいですね♪( ´▽`)
些細な不満や疑問などは、人間なので、多少はあるにせよ。
トータルで自分の置かれている環境を見た時に「嬉しい・楽しい・ワクワク」という感情が多い環境に身を置いている事を「幸福の支配」と言います。
ポジティブは、ポジティブを引き寄せます。
あなたが楽しいと思えば、彼も楽しいと思い。
あなたが嬉しいと思えば、彼も嬉しいと思う。
引き寄せの法則です。
美人の教室では、男女関係は「女性がリーダー」といつもお伝えしています。
あなた発信で「嬉しい・楽しい・ワクワク」を発信していけば、必ず、男性側にも同じ感情が伝わります。
あなたが、ポジティブな感情を一定数で維持できれば、彼もそれにつられて、ポジティブ感情を一定数、維持する事が出来るようになります。
互いに、ポジティブな感情を維持して、互いにいろんな事にチャレンジして、互いに支え合っていけば、おのずと協力関係になって、互いに互いの背中を支え合えるようになります。
「幸福な支配」は、相手の不信感を募らせる事なく、信頼・尊敬・尊重・協力というような「絆」で結ばれてゆきます。
互いにとって「唯一無二の存在」になる事も夢ではありません。
あなたと彼にとって「幸福」で互いを「支配」する事が2人の末長い共存に繋がってゆきます。
まとめ
怒りの感情を使って「相手を支配」していく事は、とても簡単です。
怒ればいいのですから。
しかし、「怒り」で相手を「支配」しても、互いにポジティブ感情を抱く事は出来ません。
どちらかが優位に立ち、どちらかが奴隷化してしまう…「相手を支配する」というのはそういうものです。
相手が自分の思うようにならない不満を抱いたり、相手の欲求を呑みすぎて精神的に辛くなったりしていては、互いに共存していく事が困難になってゆきます。
「支配が心地よい」と思えるほど、マゾヒズムのセンスがあればいいですが、それが無い場合は、苦痛でしかありません。
互いに幸福を感じ、平和で、穏やかな生活を目指すとしたら、まずは、「怒り」で相手を「支配」することより、関係が悪化する事を覚悟しなければなりません。
私自身、「怒り」が、自分が求める目的を達成するためには「無駄」である事を知った時、「無駄な事をわざわざする人間はいないよね(・・;)」と冷静に考えた経験があります。
怒りは「私、怒ってるんだぞ!」と相手に伝えるための「パフォーマンス」です。
パフォーマンスをわざわざしなくても、冷静に「遺憾です」と相手に伝えるだけで、相手に自分が怒っている事くらい伝わります。
服従させようとするから「怒り」を使います。
しかし、シンプルに考えて、自分以外の人間を「服従させる」事は出来ません。
なぜなら、彼は、自分とは別の人間なので、価値観も違えば、考え方、行動も違うからです。
彼との間に上下関係を作るよりは「横並びの関係」を築いてゆく事の方が、数倍、共存出来ます。
ぜひ、「横並び」を意識してみてください。
では、最後まで、お付き合いいただきありがとうございますm(_ _)m
また、書きます。