男女関係でも起こってしまう、あなたから幸福を奪う「心理学的クラスター感染」の脅威。

こんにちは♪( ´▽`)
修復恋愛心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
このブログは、男女関係を悪化させてしまい修復を希望している「女性」へ向けたブログになります。
それ以外の方には、あまり必要のないブログになりますので、読み進める、読まないの判断はご自身で決断してください。
読み進める決断をした方は、このまま、読み進めてください。
今日は、「心理学的クラスター感染」のお話をしようと思います。
最近では、「菌」の感染方法として「クラスター感染」という言葉が流行していますが、
「クラスター」とは、そもそも、菌だけを指す言葉ではありません。
人間心理にも「クラスター感染」が発生します。
心理学用語では「汚染」という言い方をします。
あなたと彼の関係が悪化してしまったのも、一種の「クラスター」が発生したからです。
その「クラスター」の存在・消滅方法を知れば、あなたと彼の悪化した関係にも、笑顔が戻ってきます。
今日も最後まで、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
はじめに…「クラスターとは」
① クラスターとは…
天文学・人文社会学・IT・英語・軍事等で使われる言葉です。
辞書を引くと…
「花や果実等の房の塊」「動物・人・群れ等の集団」と記載されています。
「クラスター」とは、そもそも、「集合体」の事を指します。
最近では、細菌感染の方法として、用いられることが多いですが、そもそもは「集合体」の事をクラスターと呼び、様々な分野で使われている言葉です。
心理学の世界でも「汚染」という心理学用語がありますが、「汚染」はクラスターが発生する場所で起こり、広まって行きます。
心理学では「クラスター」という言葉は、あまり一般的には使われませんが、ここではあえて使っていこうと思います。
② 何処にいるかではなく、誰といるか?
人が集団になると、必ず、何かが起こります。
それは、悪い事が起こる場合もありますし、とても素敵な良い事が起こる場合もあります。
当たり前のことですが…悪い事が起こる時には、集団内で「悪い要素」が発生し、良い事が起こる時には「良い要素」が発生しています。
極論になりますが…
同じ集団でも、「平和を願う会」と「マフィア」では、良い結果と悪い結果に雲泥の差が出る事でしょう。
誰しもが「マフィア」の集団に入るよりは「平和を願う会」に身をおいていた方が、心が救われるような気分になるはずです。
私たち人間が、日々生活をする上で、ものすごく大事な事があります。
それは…「何処にいるかではなく、誰といるか?」です。
私たち人間は、2人以上の集合体になると、相手の価値観を認めあったり、批判しあったりする傾向にあります。
互いに認め合える人間同士ならば、将来的にも関係を継続して行けますが、
批判し合う人間同士ならば、将来的に関係が継続していくとは限りません。
どこかのタイミングで「破局」「崩壊」「疎遠」「別離」を選択する場合があります。
将来的に関係を継続していくとしたら、互いに認め合える人間同士の繋がりでないとなりません。
なので、関係を継続して行くには「認め合い」が重要不可欠になります。
③ 集団心理の利点と欠点
私たち人間が2人以上の集団になると、「集団心理」というものが発生します。
〇〇さんもしてるから、私もしていいんだ。
恋 なや美
〇〇さんも言ってるから、私も言っていいんだ。
恋 なや美
集団という集合体になってくると、個人よりもパワーがアップしたように感じるので、人間は気持ちが大きくなります。
自分1人ではなく、誰かと一緒にいる事で安心するようになります。
安心すると、人間には、ある意味「心の余裕」が生まれます。
心の余裕には2種類ある
① 人と同じである安心感
②誰かが一緒である安心感
この2つの安心感が余裕となって、互いにコミュニケーションを取合いながら、協力して行くようになります。
協力過程も2種類ある
① 幸福へ導く協力過程
② 不幸へ導く協力過程
人間は、集団になる事で安心して余裕が出るようになります。
コミュニケーションをとって、互いに貢献し合うように協力をして行くのですが…
先ほどの例にもあったように「平和を願う会」と「マフィア」では、集団そのものの資質が大きく違います。
「平和を願う会」には、平和・幸福・平安というような資質がありますが、「マフィア」はどうでしょう? 暴力・犯罪・波乱というような資質で動いています。
どんな集団に、あなたが身を置くかで、あなたの人生そのものが変わってしまうのです。
あなた自身が、どんな環境に身をおいているかで、あなた自身の人生が大きく変わってきます。
今いる場所が、あなたを不幸にしているなら、あなたを幸福にしてくれる場所に移動しなければなりません。
移動の方法
「今いる場所が、あなたを不幸にしているなら、あなたを幸福にしてくれる場所に移動しなさい」というと、必ず、
彼と別れろ!て事ですか?
恋 なや美
なんて、いう方が出てきます。
それも、1つの選択肢ではありますが、美人の教室ではオススメしていません。
今、あなたは彼との関係を悪化させてしまっている状態です。
彼とあなたの「今の相性」が合ってないだけの話なので、合う相性に変化させていけばいいだけの話です。
別れたかったら別れてもいいですが、別れたくもないのに無理に別れる必要はありません。
ただ、あなたが別れたくなくても、相手が別れたい場合もあります。
その時には、相手の気持ちを優先させてあげた方がいいですが、互いに別れを悩んでいる状況なのであれば、無理に彼と別れて、違う相手を探す必要はありません。
この項目での「移動する」というのは、あなた自身が、今のあなたでは彼と思うように交際が出来ないのであれば、思うように交際できる人間性に切り替える事を意味しています。
これが、美人の教室がオススメする「移動」の方法です。
ここまでは、「クラスター」が引き起こす「集団心理」の利点と欠点を説明してまいりました。
あなたから幸福を奪う「心理学的クラスター感染」の仕組み
ここからは、あなたから幸福を奪ってしまう「心理学的クラスター感染」の仕組みを説明します。
①あなたを混乱させる相手の『主観』
私たち人間が、2人以上の集団になると必ずと言っていいほど、相手の「主観」に左右され始めます。
主観とは…
- 物事を認識する働き、または、それを担うもの。
- 外界に対する自我、あるいは、自我が持つ意識の内容。
- 個人の意見。
要するに…「相手の意見に左右される」という事です。
これを、心理学では「ゲーム」という解釈をする人もいれば、「鵜呑み」という解釈をする人もいます。
鵜呑み(イントロジェクション)とは…
物事の意味を十分に理解しないまま、他人の意見などを受け入れることを意味する表現。
取り入れたものが体内で異物となって消化し切れていない状態。
境界線を越えて自分の中に取り込んでしまった他人。
(ゲシュタルトより)
彼とあなたの関係で「ゲーム」や「鵜呑み」が発生してしまうと、互いに意見の食い違い、価値観の違いが出てきます。
本来、「意見の食い違い」や「価値観の違い」というのは、ごくごく、当たり前でなんら、珍しい物ではなく、
人間と人間が距離を置いたり、別れを決意する理由にはならない物なのですが、日本では法律的に離婚する場合の理由として「価値観の不一致」も含まれています。
これは、全員が全員、「価値観の違いは当たり前」という認識が出来ない事の現れで、「相手と自分の価値観が違う事を受け入れられない場合には、別れてもいいよ」という、法律的優しさの表れではないか?と私は個人的に思っています。
本来ならば、彼とあなたの価値観が違うのは当たり前で、深刻になるような事ではありません。
価値観が違うのであれば、その価値観の違いを楽しめばいいのです。
ですが、それが出来ない人も世の中にはいるので、「価値観の不一致」が別れの理由になるカップルも少なくありませんね。
彼もあなたも「主観」で生活をしています。
あなたも彼も、これまで人生で経験してきた出来事や思いを基準にして「主観」を発達させます。
あなたと彼が、どんなに価値観をぶつけ合って「どうして合わないんだ?」と論争をしたとしても、合わなくて当たり前です。
生きてきた家庭も過程も違うのだから。
互いの「主観」をぶつけ合って、「この人とは合わないかもしれない」と思ったとしても、それは、ごくごく当たり前の事なので、さほど、深刻ではありません。
深刻なのは、あなたが彼に自分の主観をぶつけて「どうしてこの人は私の価値観を理解してくれないんだろう?」と不安に感じる事こそが深刻です。
合わないのは、当たり前なのに…合わない事で悩むという…なんとも、不毛な時間を過ごしてしまうのです。
② あなたから冷静さを奪う「期待」
この不毛な「価値観の不一致論争」は、様々な場面でも起こります。
①同僚編
同僚に仕事の手伝いを頼んだのに、してもらえなかった。
②家族編
両親は自分を理解してくれていると思っていたけど、理解していなかった。
③友達編
友達と思っていたのに、いい加減な言動をされた。
④恋人編
愛しているのに、裏切られた。
相手に「〇〇をしてもらえる」と「期待」を寄せる事で、相手が自分の期待に答えてくれない場合、
- してもらえなかった
- 裏切られた
と、いう感情を抱くようになります。
相手への期待が大きければ大きいほど、自分の期待に応えてもらえなかった時のショックは計り知れません。
それだけ、相手を「信頼していた」といえば聞こえはいいですが、相手に自分の人生を押し付けていたと解釈すれば…相手からしてみたら、「迷惑な期待」と言えます。
「〇〇をして欲しかったのに〇〇してもらえなかった」というのは、あなた自身の主観からくる希望であって、彼にはほとんど関係ありません。
「あなたを助ける」「あなたの希望を叶える」というのは、彼が決めることであって、あなたが決める事ではないからです。
彼に期待をする事で、あなたの考えはネガティブな方向へどんどん進んでゆきます。
③ 心理学的集団感染の原因になる「ネガティブ思考」
- 〇〇してもらえなかった
- 期待に応えてもらえなかった
- 裏切られた
というような、ネガティブ思考は、爆発的な増殖をします。
あなたも経験あると思いますが、ネガティブはポジティブよりも強力です。
ネガティブになると、周囲の人間もネガティブに引き摺り込まないと気が済まなくなります。
「自分が受けた裏切りを相手にも味わってほしい」と漠然と思うのが人間というものです。
「可愛さ余って憎さ百倍」という言葉もあるくらい…愛情から憎しみに変わった時にネガティブは物凄い速さであなた自身を蝕みます。
ネガティブな人の話を聞くと相手もネガティブになる
類は友を呼ぶ…という言葉がありますが、実際に、ネガティブな人の友達はネガティブが多いです。
逆にポジティブな人の友達は、ポジティブな人が多いです。
ポジティブだった人もネガティブな人との境界線がしっかり仕切れていないと、ネガティブに引き摺り込まれます。
逆にネガティブな人が境界線のしっかりしているポジティブな人に影響されて、ポジティブに変化していく事もあります。
どんな人が、周囲にいるかで、あなた自身が、ネガティブになったり、ポジティブになったりします。
あなたと彼の今の関係が、ネガティブな物なのだとしたら、どちらかのネガティブが強力すぎて、それに引き摺り込まれて、互いにネガティブになっている状態です。
その強力なネガティブから脱出するには、どちらか一方が、強力なポジティブにならなければなりません。
彼がダメなら、あなたがなるしかないのです。
彼に「期待」する事なく、あなた自身がポジティブになる覚悟をしてください。
このように、クラスターという集団の中に存在する「強力な資質」で、あなたと彼の関係性が大きく変わってゆきます。
美人の教室では、彼とあなたという集団の中では、女性であるあなたにリーダーシップを発揮してもらいたいのです。
なぜなら、男女関係においてリーダーシップを取らないとならないのは男性ではなく、女性だからです。
男性と女性の脳の使い方から導き出した答えなんですけどね。
美人の教室調べではありますが、男女関係・家庭でリーダーシップを取る事が出来ている女性の100%が「幸福」を感じています。
男性に依存している・男性へ責任を委ねている女性の100%が「不満」「悲しみ」「不安」を感じています。
もちろん、男性を立てる所は、日本人女性として立てていかないといけないとは思いますが、家の中では、「かかあ天下」な家庭には幸福があふれています。
カカア天下の注意点
「かかあ天下を取りなさい」というと…たまに勘違いして…男性との間に「上下関係」を作ろうとする女性が現れます。
「上下関係」と「カカア天下」は違います。
これは、リーダーシップという言葉をしっかり理解していれば、解決する質問です。
リーダーシップとは…
- 指導者の地位・任務。
- 指導者としての素養・力量・統率力。
- 目標達成のためのビジョンを示す事
- ビジョンが実現するように、スタッフのモチベーションを維持しながら励ます事
- ビジョンを実現するにあたって問題となる部分を解消する事
- リーダーシップは生まれ持った資質ではなく「仕事」
- リーダーシップは地位や特権ではなく「責任」
- リーダーシップは「信頼」
最初は男女関係という小さなコミュニティだったものが、子供が生まれ、孫が生まれ…という具合に大きなコミュニティになってゆきます。
小さなコミュニティだけど、男女関係にもリーダーシップは必要不可欠です。
女性のコンディションが悪くなると、男性のコンディションも悪くなり、関係が悪化していきます。
男女関係では、女性がリーダーです。
仲間である彼が、彼らしく生活が出来るように、彼の能力が外でも十分に発揮されるように、様々な工夫をして、関係を切り盛りして、確固たる物に変化させて下さい。
女性がリーダーシップを発揮して、切り盛りしている家庭の多くが、男性が外でイキイキと生活できており、家庭自体も大事にしている傾向にあります。
独身同士の男女関係も同じです。
男女関係では女性がリーダーシップをとってください。
解決策:あなたを幸福にする心理的クラスターに身を置く
今のあなたと彼の関係が、ネガティブな物だとしたら…それは、あなたから発信されたネガティブかもしれませんし、彼から発信されたネガティブかもしれません。
この際、どっちから発信されたネガティブか?なんてことは、実はどうでもいいのです。
どちらかが、強力なポジティブにならない限り、彼とあなたに笑顔が戻ってくることはありませんし、一時的に関係が回復したとしても、また、同じ事を繰り返して、ネガティブの深みにハマってしまいます。
- 彼に変わってほしい
- 彼を変えたい
と、思っていても、彼が「俺はネガティブだから、あなたのためにポジティブになろう!」なんて、発想になるのは…20%程度でしょう。
男性の脳は、物事をシンプルに捉える事が得意です。
「ダメ」だと思ったものは「ダメ」なのが男性の脳の使い方の特徴です。
だから、男性は、ネガティブに自分を引き摺り込もうとする女性に敏感に反応して、ポジティブな女性へ目移りをさせてしまいます。
だって、男性は、悲しい苦しいより…楽しい嬉しいを女性より、大きく好むからです。
そういう、脳の使い方をするからです。
なので、
あなた自身も「楽しい」「嬉しい」の世界にいる必要があります。
今のあなたの意識で、彼と一緒にいて「楽しい」「嬉しい」の世界に居られないのであれば、あなた自身の意識を変化させるしかありません。
- 視点を変え
- 認識を変え
- 行動を変える
そうする事で、彼と別れる事なく、彼とあなたの間に笑顔が戻ってきます。
常にポジティブな世界に身を置く覚悟を決めてください。
覚悟を決めないと…あなたは、一生、ネガティブな刹那的な世界から脱出できません。
【恵りょう子のYouTube講座】
準備中
では、本日も最後まで、ご覧いただきありがとうございます♪( ´▽`)
また、書きますm(_ _)m