「私って都合のいい女なのかな?」…ソレって本当ですか?実は、あなたが彼を”自分の都合のいいように”使っているとしたら?

こんにちは♪( ´▽`)
修復恋愛心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
今日は、「私って彼から、都合のいい女と思われているかもしれない…」という悩みをお持ちの方へ向けたブログになります。
「私は、そういう悩みはない…」という方は、このブログは必要ありません。また、何かしらの機会がありましたら、お目にかかりましょうm(_ _)m
また、「都合よく使われる方が悪いんじゃない?」とお考えの方もこのブログは必要ありません!!また…会う日まで〜ヽ(´▽`)/
あなたが彼から「都合のいい女と思われているかもしれない…」と感じてしまう時ってどんな時でしょう?
- 彼からお金を貸してと言われた時
- 彼が性行為をしたい時だけしか呼ばれない時
- 彼の都合がいい時だけしか連絡がこない時
- 自分からの誘いは全て断られる時
- メール・Lineの返事がスグに返ってこない時
- いつもされていた頼まれ事をされなくなった時
- 彼の家に入れてもらえない時
- 彼の彼女のようで彼女じゃないような気がする時
いろんなシチュエーションがあるとは思いますが…(・_・;
ザッと…こんな具合でしょうか?
あなたは、あなたなりに彼の事を愛していて、あなたの精一杯で彼に接しているんだけど…。
彼ときたら…あなたをさほど大事にしている様子はない…むしろ、都合のいいように使っているような気がする。
そして、あなたの恋愛は、いつも、そんな事の繰り返しで、自分では真面目に恋愛をしているつもりでも、いつも、気がつくと、遊びの女になっていたり、2番目になっていたり、そもそも、交際していると思い込んでたのは自分だけで彼からしてみたら交際なんかしていない…という具合になっている。
「あなたにとって私は何なの?」と、聞きたくなるけど…これを聞くと重たい女なような気がするので…なかなか、言い出せない。
今日のブログは、あなたは、どうして、毎回、「都合のいい女のような気がする体験」をしてしまうのか?
彼は、どうして…あなたを「都合のいい女」として接するようになってしまうのか?
そして、その解決方法はあるのか?
今日のブログは、「都合のいい女性」と「女性を都合よく使う男性」の誕生ストーリーをお届けします。
では、本日も最後まで、よろしくお願いいたしますヽ(´▽`)/
「女性を都合よく使う男性」とは…
以前、このブログで、「依存症と共依存」のお話を書きました。
気になる方は、こちらをご覧ください。
依存症=お世話されたい人
共依存=お世話したい人
という具合に、「世話されたい人」と「世話したい人」の凸凹カップルが存在しますよ。と、いうお話でした。
依存症(世話されたい人)の特徴として…
- 感謝の気持ちがない
- 自分が中心で物事が動いている
という、特徴があるのに対して、
共依存(世話したい人)の特徴は…
- 捨てられたくない気持ちがある
- 世話をする事が生き甲斐
という特徴があります。
基本的に女性を都合よく使おうとする男性の多くは、女性に対する「感謝の気持ち」に乏しいタイプの男性です。
それは、幼少期の母親の影響が大きく左右してきます。
「母親が嫌い」「母親が面倒臭い」「母親に近寄りたくない」というような癖を持っている男性も少なくありません。
ですが、心の奥底では、「母親にしてもらいたかった事」が根強く残っているため、恋人に対して、母親を求めてしまいます。
「一般的な母親がしてくれるように、自分の世話をもっと焼いて欲しい…」という本心を持っている男性も少なくありません。
しかし、そのような願望があるのにも関わらず…実際は、「女性そのものを憎い」という心があるため、女性に献身的な世話を要求するにも関わらず、感謝の気持ちを持つ事ができないのです。
結局、女性の事は、嫌いじゃないけど…心から愛する事ができない…というのが、現状のようです。
しかし、このような、依存症の男性でも、接する相手で「心・言動」が変化して行く事があります。
これまで、女性に感謝をせず、女性をバカにするような態度をしてきた男性でも、ある種類の女性に接する事で、感謝の気持ちを持ち、女性を大事にし始める場合があります。
人間誰しも、誰かにとっては、たいそうなクズ野郎でも、誰かにとっては、かけがえのない素敵な人だったりする場合があります。
人を自分の都合のいいように使おうとする「依存症」でも、接する人によっては、「脱依存症」をしてしまう場合もあります。
「都合のいい女性体験をしてしまう女性」とは…
先ほど、「依存症(世話される人)」の項目でもできました。
世話をされる人がいる場合、世話をしたい人もいるわけです。
共依存は、依存症の世話をする事にステイタスを感じる傾向にあります。
世間一般的に「ダメ男」と呼ばれる男性の世話をする事で、自分自身の価値を確かめている場合も多いです。
共依存の背景には…
「世話をしないと見捨てられる」
と、いう心理が隠れています。
幼少期の経験の中で、
- お姉ちゃんだからしっかりしなさい
- 女の子なんだから自立しなさい
- 完璧に物事をこなしなさい
というような親からの無言の圧力(実際に言われた場合もあり)に合い、
「言う事を聞かないと見捨てられる」というプログラムが脳にインプットされた状態です。
実際に、幼少期、親の言う事を聞かないと「お前はもういい。」「うちの子じゃない。」「出て行きなさい。」「次、同じ事をしたらどうなるか分かってるね。」などの脅迫めいた経験を受けており、精神的ダメージを受け、トラウマ化してしまっている事が原因です。
ご両親に対して、「言う事を聞かないと見捨てられる」という固着があります。
最初に受けた「愛情」の中に「脅迫」めいた愛情がある場合、大人になってからの愛情にそのまま反映されてしまう場合があります。
男性はダメでなくてはならない
共依存(世話をする人)は、「依存症の世話をしている間は見捨てられない」という絶対的な自信のようなものを持っています。
「依存症のいう事を聞いている間は、私を見捨てる事はないだろう…」という考え方です。
しかし、
ご両親は、まがりなりにあなたのご両親なので、あなたがご両親の言う事を多少言う事を聞かなくても、聞いたとしても、完全に見捨てる事はありませんでしたが、他人である恋人はどうでしょう?
あなたが、彼の言う事を聞いている場合でも、
- 「お金なくなったまた、ちょうだい。」
- 「俺の言う事だけ聞いてればいんだよ。お前は黙ってろ。」
- 「呼ばれた時だけ来ればいんだよ。」
と言う具合に、あなたの世話を受けながらも、あなたの近くに寄り付かない場合もあります。
実際に、お金がなくなった時だけ現れて、お金をもらったら何処かに行ってしまうような男性もいるでしょう。
性行為などもそうですね。
性行為したい時だけ、あなたに連絡をしてきて、性行為が終わったら何処かに行ってしまうような男性もいます。
あなた自身…「都合のいい時だけ…私に連絡してくるんだから…」とガッカリな気持ちになり、寂しい気持ちになる事もあるでしょう。
そして、「やっぱり、私…都合よく使われてるだけなんだよね…。」と落胆してしまう。
あなたは、「自分が彼から傷つけられている…」という意識があるかもしれませんね。
だけどね…アドラー心理学の「目的論」を使うと…実は、あなたが彼を自分の都合のいいように使っている…事がわかってきます。
「アドラー心理学ってなに??」と思った方は、こちらをご覧ください。
「目的論」というのは…
人は、皆、何かの目的のために動いてる
と、いうものです。
例えば))
何かを食べるという行動は、体がエネルギーを欲しているからです。
体が、エネルギー補給をする目的を持っているので、お腹が空いて、何かを食べます。
私たち人間は、このように、「目的」のために、常に動いています。
共依存の目的は「依存症の世話をする事」です。
依存症の世話をする事を目的としていますから、彼には、依存症のままでいて貰わないと困ります。
彼が、脱依存症になってしまったら、依存症である彼の世話ができないからです。
したがって、あなたは、「彼に都合よく使われてるかも…」「彼が優しくない…」「彼が私に感謝をしてくれない」と嘆いてるかもしれませんが、あなた自身を都合よく使い、感謝をせず、優しくない彼でいないと、あなた自身の目的を達成する事ができないのです。
だからあなたは、彼のいう事を聞きづつける事で、彼に「永遠のダメ男」でいてもらえるように操作をしているのです。
あなたは、「彼から都合よく使われてる女」と自分の事を思っているかもしれませんね。
ですが、本来は、あなたの目的を達成させるために「彼にはダメ男のままで居て貰わないと困る」というのが、実際のあなたなのです。
あなたは自分の目的を達成させるために、都合よく彼を「ダメ男のまま」でいるように操作をしているんです。
あなたは、「そんなのは違う!私は、彼と普通の幸せが欲しいの!彼から感謝されて大事にされたいの!」というかもしれませんね。
ですが、それは違います。
あなたの目的は、「ダメ男の彼に尽くすけど、感謝もされない、大事にもされない自分」を手に入れたいんです。
良くも悪くも、あなたの願いは叶います。
あなたが、今、苦しい思いをしているとしたら、それは、あなた自身の目的が「苦しい」を選んでしまっているからです。
あなたの隣にいる男性が「ダメ男」なのなら、それは、あなたが、彼に「ダメ男で居て欲しい」と願っているからです。
まとめ:「脱依存症」をさせてしまう女性とは?
世間一般的に「ダメ男」と呼ばれる方々も、人間の人格同士の化学反応で、「ごくごく一般的な男性」に変化してしまう場合があります。
これまで、女性から借金をして、女性を食い物にしてきたような男性でも、ある種類の女性に出会ってからは「厚生」したかのように生活を改め始める男性もいらっしゃいます。
中には、女性を性行為の道具程度にしか見てなかったような男性でも、ある種類の女性に出会ってからは、女性を心から愛するようになる場合もあります。
エリックバーンの交流分析のなかで出てくるのが、「批判的な親」「親和的な親」「大人」「自由な子供」「適応的な子供」「反抗的な子供」という心理です。
「交流分析って何?」と思われた方は、こちらをご覧ください。
批判的な親は、適応的な子供を引き寄せます。
依存症と共依存の関係がまさしくこの心理です。
「俺の世話しろよ!」「はい、わかりました。」という関係です。
*この場合の「親」は実際の両親ではなく、自分の中で作り上げた「親」のイメージです。
このように、人と人の人格というのは、相性のいい組み合わせがあります。
一緒にいる事で破滅を引き寄せてしまう相性もあれば、一緒にいる事で豊かで栄える状況を作り出す相性もあります。
依存症と共依存の関係では、「批判的な心理と適応する心理」が動いて、批判する側に優位になるような動きになります。
一方、
先ほども書きましたが、一緒にいる事で豊かで栄える状況を作り出す相性もあるという事を書きました。
では、今まで批判的だった人から穏やかさや柔軟さを引き出すには、どのような心理でいる事が大事なのでしょう?
それは、
「自由な子供」…実際の両親から汚染されていない純粋な心理
自由な子供で相手に接すると、相手の親和的親と自由な子供を引き出すことができます。
そして、
親和的な親で接すると、相手の自由な子供を引き出すことができます。
「親和的な親」…母性・無条件の愛
*図の文字が「神話的」になっているのは…ご了承くださいm(_ _)m
これまで、あなたが、「彼から都合良く使われているような気がする」と感じていたことの原因は、あなた自身が、彼を自分の目的のために、都合良く使っていたことが原因でした。
- あなたはダメでいてね
- あなたに厚生してもらうと困るの
そうじゃないと、私の目的が達成されないから。
あなたは、彼にたくさんの条件をつけて、彼が「いい男」になる事を阻んできました。
その結果、彼は、「世話させてやってんだからお前が感謝しろ」と言わんばかりの感謝のない人間になってゆき、あなたを都合のいいように利用するようになりました。
ですが、そんな彼でも、無条件の愛で接してくれて、純真無垢な気持ちで自分に接してくれる女性が現れると、そんな女性の人格的な波長に影響されて、自分自身も感謝の気持ちを持ち、優しい気持ちに変化して行くんです。
これが、依存症男性を依存症から卒業させてしまう女性の特徴です。
世の中には、男性が愛してやまない女性が少なからず存在します。
男性が次から次に求婚して、モテモテな女性がいます。
その女性たちが、何をしているか?と言いますと、彼と二人でいる時には、無条件の愛で純粋に楽しく過ごしているんです。
ただ、それだけのことです。
私自身も、「ただそれだけの事」に気がつくのに、大変、時間がかかりました(・_・;
私自身、恋愛すると…「捨てられたくないし…」「気持ちも物も目に見えるプレゼントが欲しい」と思っていましたしね(・_・;
だけど、
世間一般的に言う「ダメ男性」をいとも簡単に変えてしまう女性が、世の中にはいるんです。
彼女たちが何をしているのか?「ただ、それだけの事」をしていたと言うのを知った時は、これまでの自分の恋愛に無駄が多かった事に気づきました。
「無条件の愛で楽しく過ごす」だた、これだけの事を…様々な無駄な考えを巡らせるがために、気づかなかったのだな…(・_・; と、自分が情けなく、恥ずかしい気持ちにもなりましたが、気づく事ができたおかげで、今があります。
- 彼は本当に私を愛してくれてるのかしら?
- 彼と価値観が違うけど彼は本当に運命の人なのかしら?
- 彼を理解出来ないって事は私と彼はダメなのかしら?
恋愛すると、いろいろと無駄な事ばかりを考えたくなっちゃうものだけど…(・_・;
基本的に、幸せの掴み方は、いつだって、いたってシンプルですし、誰にでも出来る事です。
【恵りょう子のYouTube講座】
では、本日も最後まで、ありがとうございました。
また、書きます♪( ´▽`)