「 ファン心理 」の強さが、あなたから「愛」を引き離しているとしたら?

こんにちは(^^)
男女関係修復心理学「美人の教室」
塾長の恵りょう子です。
ようこそ、このブログにおいでくださいました。
※このブログは、40代からの男女関係修復心理学。
悪化した男女関係を修復したい「女性」へ向けたブログになります。
男女関係を修復する事に重きを置いた発言が含まれておりますため、少々、誤解が生じる場合もございます。
読み進める進めないは、ご自身のご判断でお願いいたします。
「ファン」って、自分の一芸を披露している側からしてみたら、すごく、ありがたくて「勇気・力」になる存在なので、非常にありがたいわけですが、「 ファン心理 」だけを切り取ってみると、異性からの愛情を遠ざける要素があるため、今日は、ブログでお伝えしていこうと思います。
もし、あなたが、アーティストやスポーツ選手などに夢中になる傾向にあり、一般男性を好きになったとしても、その趣味のせいで、ドン引きされてしまう…という経験を持っているとしたら。
今日のブログは、非常に役に立つと思います。
「いや。私は、アーティストに夢中になっても、男性からドン引きされたことない…」という方は、今日のブログは、必要ありませんので、また、機会がありましたら、お目にかかりましょう。
では、本日も、よろしくお願いいたします\(^o^)/
そもそも、熱狂的ファン心理を持っていてもパートナーがいる人…いるよね?
結論からいうと、恋愛に向いているのは「にわかファン」の心理を持っている人達です。
逆に、向いていないのは、「熱狂的なファン」の心理を持っている人達。
ただ、ここで、疑問が湧くと思います。
熱狂的なファンをしている人でも、ちゃんとパートナーを見つけられている人はいるよ? それに、一緒に同じ人を応援しているカップルもいるじゃない?
恋 なや美
これは、どうしてか? と言いますと、アドラー心理学の中に共同体感覚というのがあります。
共同体感覚とは…
- 自己信頼…他者に貢献できる自信
- 他者信頼…他者から助けてもらえる自信
- 所属感…仲間・チーム
「人は自分を助けてくれる、自分は人を助ける事ができる、それは、チームとなって、自分が所属する場所を作る事ができる、それが、「幸福・心の安定・自信」に繋がっていく。」と、いうものです。
もっと、詳しく、共同体感覚(アドラー心理学)を知りたい方は、『思い通りの未来を掴む!!〜アドラー心理学〜』をご覧ください。
サッカーで例えるなら、「サッカーチームを応援する」という目的があって、1つのチームを一緒に応援している仲間がいるわけです。
その仲間の中には、チームを応援する(自己信頼)、良くも悪くも楽しませてくれる(他者信頼)、プレイヤーもファンも皆仲間だ!(所属感)があるわけです。
自己信頼・他者信頼・所属感の3つが揃っている為、充実感・安心感を得合える出会いがあります。
その出会いの中で、恋愛に発展すると、目的が同じ・所属感のある恋人になりますから、大変充実した恋愛に発展する傾向にあります。
でも、同じ人を応援していない人同士でも、カップルになって幸せな人はいるよね?
恋 なや美
なや美ちゃんのいう通りです。
全く趣味も別々なのに、素敵に毎日を幸せに過ごしているカップルもいます。
それは、どういうカップルか?と言いますと、
互いに別々の趣味をもち、目的も、見ている方向も違うけれど、「それを認め合っているカップル」です。
- 彼が、別の方向を見ていても問題ない(他者信頼)
- 自分が他の方向を見ていても問題ない(自己信頼)
- 別々の価値観を持っていても仲間である(所属感)
結局は、他者信頼・自己信頼・所属感の3つが成り立っているカップルであれば、同じ趣味を持っていようが、趣味が別々であろうが、違い価値観を持っていようが、安心感・充実感・幸福感を感じ合いながら、過ごしていけます。
心から充実したパートナーを得るためには、共同体感覚の3つが揃っている事が条件になります。
恋愛に向いている「にわかファン」
「にわかファン」は、恋愛に向いています。
もちろん、熱狂的ファンの中にも、共同体感覚をしっかり持っている方は、恋愛上手な方も多いです。
しかし、ここでは、「にわかファン」に焦点を絞って行きます。
⑴ にわかファンの特徴
- 好きだけど興味がある程度
- 1回は参加してみたい好奇心
- 皆と一緒に騒ぎたい野次馬意識
- ブームが過ぎればファン終了
だいたい、こんな具合だと思います。
熱狂的ファンからしてみれば「ミーハー」に見える「にわかファン」は、少し厄介で迷惑な存在に思える場合もあるかもしれません。
「にわかファン心理」を持っている人の多くが、応援する時と応援が終わった時のメリハリをきちんと持っている方が多いのが、「にわかファン」が、恋愛に向いている理由です。
応援相手と自分との間に境界線を引いて応援しているのが「にわかファン」と言えます。
ですので、「にわかファン」の人達というのは、非常に有効的です。
一緒に応援しよう!!
一緒に騒ごう!!
「にわか」に好きなだけなので、独占欲がなく、誰が参加してもウェルカムです。
そして、
応援が終わると「お疲れ様でした〜」とサクッと解散して、各々の日常に帰って行きます。
⑵ 「にわかファン」が恋愛に向いている理由
「にわかファン心理」を持っている人の普段のスタンスに理由があります。
- 一緒に行動する(他者信頼)
- 自分が楽しむ(自己信頼)
- 参加したい人は全員ウェルカム(所属感)
瞬時に、この3つを作り上げる心理を持っています。
共同体感覚が成り立つ状況を作り上げる事ができるのは、応援する側とされる側に執着がなく、しっかり境界線をひき、一喜一憂もまた、楽しみの1つとして捉えている事が、恋愛に向いている理由と言えます。
恋愛に向かない「熱狂的ファン」
私は、かつてこんな経験をした事があります。
「スティービーワンダーが好き」という人がいたので、
私も、スティービーワンダーの曲好きなんですよ。
恵 りょう子
と、言いましたら…。
(絶句)…。(本気で好きじゃないんでしょう?、お前が、スティービーワンダーの話すんなよ。と、いう目。)へえ…。
通 すがり
会話終了…。急に変な空気になりました…。
熱狂的ファン心理を持った人の中には、少なからず、独占欲を持っている方がおり、
自分が、応援している人の話をするのはいいけど、
他人が、その人の話題をだすのは嫌!!
と、感じる人も少なくありません。
むしろ、多いと私は感じます。
このような方の基本スタンスが、「自分はOK。相手はNG。」という心理ポジションを持っています。
あなたはどうでしょうか?「自分はいいけど、相手はダメ。」という自分の考え方に気づいた事はありませんか?
私たち人間は、4つの心理ポジションというのを持っています。
- 自分もOK。相手もOK。
- 自分はNG。相手はOK。
- 自分はOK。相手はNG。
- 自分も相手もNG。
どの、ポジションにあなた自身がいるか? で、あなたが、他人にどのような言動をしているのかがわかります。
心理ポジションをもっと詳しく知りたい方は、『あなたの心を徹底的に掘り下げます!!〜交流分析①〜』をご覧ください。
- 自分の方が相手よりも知識がある
- 自分の領域に入って来て欲しくない
- 自分が認めた人しか仲間にしない
自分が応援している人の話題では負けたくないため、相手を負かそうと必死になる様子や、自分よりも知識がある人間が認められない場合に「あの人、嫌い」と言ってみたり、「私の方が、本物のファンだ!」という具合に、「特別」を求める傾向にある熱狂的ファン心理を持っている方は、閉鎖的で独占欲を感じるため、未来に向けての扉が開かれていない事が多く、恋愛に向かない傾向にあります。
もちろん、友好的な熱狂的ファンも多いので、友好的な方はそのまま、ファンとして皆で楽しみながら気合いを入れて応援をしていくスタイルでいいと思います。
閉鎖的・独占欲を感じる3つのファン心理
精神分析医のジークムント・フロイトという先生が、人間の精神を分析した研究で「精神分析」というのがあります。
この「精神分析」によると、「同一視」と「置き換え」「逃避」という心理が、閉鎖的で独占欲の高い熱狂的ファン心理の原因という事がわかります。
① 同一視
普段、普通のOLをしている場合でも、テレビの中のモデルさんを応援する事で、モデルにはなれないけれど、同じ洋服を買ったり、同じアクセサリーをつけたりして、目標のモデルさんと同じ格好をする事はできます。
鏡をみて、「モデルさんとは違うけど…似合ってなくもないし…ね。」と一瞬でも、モデル気分を錯覚する事で、現実と離れた体験ができます。これによって、自分のコンプレックスによる欲求不満を満たしている。
と、いうような、経験があなたにもあるかもしれませんね。
同一視というのは、悪い事ではありません。
しかし、例えば、
あなたが、本気でモデルになりたい、あるいは、モデルレベルの女性になりたい、でも、なれない状況にいた場合、他人の真似をして、一瞬の錯覚だけで、そこに甘んじている場合は、「置き換え」へ、心理が進んでいく事があります。
② 置き換え
例えば、「モデルがダメなら、心理学を勉強して心理の道に進む!!」というのが、「置き換え」という心理なんですけど、置き換える方向が「モデルがダメなら。目標とするモデルを応援する」というものに置き換わった場合、また、「同一視」に逆戻りし、お目当のモデルの真似をして、一時的にもモデルになったかのような錯覚を感じる事を目的とし始めます。
そもそも、「モデルになりたい!」という願望がありましたから、モデルの真似をしている自分を「本物のモデル」であると錯覚をするようになって行きます。これを心理学用語で「逃避」と言います。
③ 逃避
自分が欲しい現状を手にいれる事ができないために、「他のもの」に心のエネルギーを使ってしまいます。
それが、相手を独占して、隔離したい、閉鎖的になっていく心理に繋がって行きます。
まとめ
人を応援するのは、素晴らしいことなのですが、閉鎖的・独占欲が強くなってくると周囲に不快感や迷惑をかける事も多くなって来ますし、せっかく、同じ人を好きで応援している仲間を傷つけてしまう事にも繋がります。
アーティストもスポーツ選手も「皆」で応援するものですから、「自分一人で独占したい!」「私が一番応援している!!」と、いう競争意識を捨てて、皆で一丸となって応援して行けたらいいですね。
普段から、このような、心理を持っている方は、恋愛でも似たような恋愛をする事が多く、相手を独占しようとしたり、相手の自由を奪ったり、相手を自分の言いなりにさせようとしたり…と、色々、男女問題に発展させる事が多いです。
せっかく、「人を応援する」という、素敵な心を持っているのだから、
皆と共存して応援していける心にチェンジさせていくと素敵な生き方になります。
恋愛も共存ですから。
恋愛でも素敵なパートナーが見つかったり、今、関係が悪化している場合は緩和して行きます。
【恵りょう子のYouTube講座】
準備中
では、本日も最後まで、読んでいただき、
ありがとうございました\(^o^)/
また、書きます!