「してほしい」のに「してくれない」彼の頭の中はどうなってるの?

こんにちは♪( ´▽`)
修復恋愛心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
このブログは、男女関係を悪化させてしまい修復を希望している『女性』へ向けたブログになります。
「私はラブラブ」「男女関係で悩むなんてダサい」「男性」「不倫中」の方には、全く関係ないブログになりますので、そのような方は、また、何かしらの機会がありましたらお目にかかりましょうm(_ _)m
今日は、「してほしい」のに「してくれない」彼の頭の中を分析したいと思います。
「してくれない彼」にお悩み中の女性の方は、このまま読み進めてください♪
では、本日も最後まで、よろしくお願いいたします♪( ´▽`)
どうしてあなたはしてほしいのか?
あなたが彼に「〇〇してほしい」と望んだ時、最初の数回は、彼もあなたに気に入られたくて、あなたの気を引きたくて、あなたの願いを叶えてくれるでしょう。
しかし、あなたの「〇〇してほしい」がエスカレートしていくと、彼はあなたから「離れたい」と思うようになります。
どうして、あなたの願いを彼が叶えてくれなくなるのか?
今日は、その理由をお伝えして、解決方法をお伝えします。
①「してほしい」は自己中心的な考え。
「〇〇してほしい」…。
あなたは、彼へ「お願い」をしている…と捉えているでしょう?
「〇〇してほしい」とお願いをしているのに、彼から無視されたり、疎ましく思われたり…。
どうして、お願いをしてるだけなのに…彼は嫌がるんだろう?
恋 なや美
と、不思議に感じた事があるかもしれませんね。
私の願いを叶えてくれないなんて…私を大事に思ってないのかもしれない…。
恋 なや美
と、不安になって、寂しい気持ちになったりするでしょう。
「〇〇してほしい」とは…
私の願いを受け入れて!
という心理です。
これって…、彼が願いを受け入れてくれないと…どうなるのでしょう?
あなたは、彼が、あなたの願いを受け入れてくれないなら…どうするつもりなのでしょうか?
- 私を大事にしてない
- 彼とは合わない
- 彼とは別れる
こういう事なのでしょうか?
「〇〇してほしい」と願う事は、決して悪い事ではありません。
人間だったら「願いを叶えたい!」と思うのは極々あたり前の事です。
しかし、よーーーーくシンプルに考えてみてください。
あなたの願いを叶えられるのは…「誰」でしょう?
あなたの願いを受け入れて、あなたの願いを叶えられるのは…「彼」なのでしょうか?
もし、そうなのなら…彼は、とんでもないエスパーです。超能力者です。
普通にサラリーマンなんてしているのは、勿体無いような、特殊な人物です。
普通のサラリーマンの彼に…あなたの願いなんて叶えてあげられるはずがありません。
だって、あなたの願いを受け入れて、叶えてあげられるのは、この世でたった一人。
あなただけなのですから。
② 彼を「お父さん」と勘違い
あなたが彼に対して「〇〇してほしい」と自分の願いを受け入れて欲しいと要求するのは、彼の事を「お父さん」と勘違いしているからです。
お父さんと恋人の違いについて、あなたは、考えた事があるでしょうか?
お父さん…
- 無条件に愛情を注いでくれる存在
- 無条件に願いを叶えてくれる存在
- 無条件に助けてくれる存在
恋人…
- ある一定の条件を満たすと愛情を注ぐ存在
- ある一定の条件を満たすと願いを叶える存在
- ある一定の条件を満たすと助け合う存在
お父さんは、無条件に愛情を注いでくれますが、彼は、違います。
彼の場合は、あなたが「ある一定の条件を満たさないと」愛情を注いでくれません。
あなたも、お父さんには「無条件に隣にいる事を許可」しますが、彼には、「ある一定の条件を満たさないと隣にいる事を許可」しません。
だって…それは、お父さんは家族だし…彼は違うから…。
恋 なや美
というかもしれませんが、彼だって、今後、あなたの家族になる可能性があるんです。
そんな男性に対して、「ある一定の条件を満たさないと…」なんて、おかしいでしょう?
でもね、あなたが彼との間に「ある一定の条件」を置くのは、人間的には、あたり前の事です。
だって、彼とは「他人」なのですから。
育ってきた環境、育てられた人も違います。
違う環境で育ってきた二人なのですから、最初から「無条件」で接する…なんて事は、困難です。
「彼と一緒に共存していけるかどうか?」互いに見定めなくてはならないので「ある一定の条件」を提示するのは、おかしな事ではありません。
しかし、全く、違う環境で生活してきた男女が出会って、家族を築いていくには、並大抵な「認識」では、共存できません。
「ある一定の条件」を切り捨てて、「無条件」に変化させない限り、男女が家庭を築くなんて事は出来ないんです。
あなたは、彼が、お父さんと同じ「無条件」の愛情で接してくれる事を望んでいるにも関わらず、あなた自身は、彼に対して、「ある一定の条件」を突きつけて、『彼が自分と共存できる人間なのか?』を確かめています。
そんな事をするから、彼もあなたに対して「ある一定の条件」を突きつけてきますし、互いに、試しあいが続き…試し合いに納得しなければ「破局」が待っています。
彼は、お父さんではありません。
最初から「無条件」の愛情を得られるなんて…夢の話でしかありません。
彼から「無条件」で愛されるようになるには、まずは、あなたが、彼から「ある一定の条件」を取り除いで「無条件」に変化させなくてはなりません。
彼を変化させたいのであれば、あなたが彼を「無条件」の愛情で包み込めるようにならなくてはなりません。
③ 彼も最初は「ある一定の条件」で近づいてくる
最初は、あなたも彼も異性に対して「ある一定の条件」を持って近づいてきます。
「自分の条件に合う異性なのか?」を見極めないといけないですからね(⌒-⌒; )
あなたも彼も「条件」を出し合って、『自分と共存していける相手なのか?』を見極めようとします。
しかし、父親はどうでしょう?
生まれてくる自分の娘が「どんな人間」であろうと「愛情を注ぐ」という事はごく自然で当たり前のことです。
恋人も同じなのです。
あなたが出会う男性が「どんな人間」であろうと「愛情を注ぐ」というのはごく自然で当たり前のことです。
恋人から家族に進展していくような異性なら、なおの事です。
あなたが、彼と良好な関係を築いて行きたいのなら、彼が「どんな人間」であろうと「愛情を注ぐ」事を忘れないでください。
あなたが彼と良好な関係を築こうと思っているとしたら、彼に「ある一定の条件」なんて条件を突きつけるのをやめなくてはいけません。
互いに条件の突きつけ合いをしていても、歩み寄る事はできません。
どちらかが、先に「無条件に相手を受け入れる」事をしない限り、互いの関係は良好にはならないんです。
④ 条件の突きつけ合いをやめた後の注意点
ここで、注意点が1つあります。
あなたが、条件の突きつけ合いをやめた場合、必ずといっていいほど、
という、心配事が出てくると思います。
条件の突きつけ合いをやめると、彼の「本性」が見えてきます。
- 条件を突きつけられなくなった事を良い事に…「調子に乗ってしまうような男性」なのか?
- 条件を突きつけられなくなった事に感謝をして「あなたを大事にする男性」なのか?
このどっちかに、分かれると思います。
調子に乗ってしまうような男性だった場合は「調子に乗るんじゃない。」と一喝してもいいでしょう。
調子に乗った彼を許せない場合は、別れを切り出しても構いません。
それは、あなたの選択になります。
条件の突きつけ合いをやめた後に「本当の彼」を見る事ができますので、あなた自身がしっかりと選択をして行きましょう。
どうして彼はしないのか?
あなたから、「〇〇してほしい」と価値観を押し付けられた彼は…どうして、あなたの願いを叶える事を拒否してしまうでしょう?
① 大事にされている実感がない
あなたは彼を大事に思っているつもりでいるかもしれませんが、彼からしてみたら「あなたから愛されていない」と実感しています。
それは、なぜか??
彼が「欲しい愛情」をあなたが、彼に注げていないからです。
あなたが「彼に注ぎたい愛情」と彼が「欲しい愛情」が、全く違うのです。
彼は、あなたから…
- 愛されたい
- 認められたい
と思っています。
しかし、あなたが「ある一定の条件」を満たさないと、「隣にいる事を許さない」ので、彼は疎外感を感じているんです。
あなたから「大事にされていない」と感じた彼は、あなたから、どんどん、離れていくでしょう。
② 彼もまた、あなたを「お母さん」と間違えている
彼もまた、あなたから「無条件」に愛してもらえると思い込んでいます。
しかし、あなたが「ある一定の条件」を満たさないと彼を愛さない…と彼が知った時、あなたへの不信感が増して行きます。
彼もあなたと同じです。
あなたが自分を母親のように「無条件に愛してくれる」と勘違いしており、自分が「ある一定の条件」を持ってあなたを見ているのに…それに気がつく事ができません。
あなたに母親と同じように「無条件」に自分を受け入れてくれる事を望んでいるのに…あなたから「ある一定の条件」を出されてしまい…困惑してしまうのです。
あなたと彼は、互いに「ある一定の条件」を出し合う事で…関係を悪化させているのです。
③ 人間には「反抗的な子供」が隠れている
リックバーンの交流分析によると…
「適応的な子供は、批判的な親を引き寄せるが、批判的な親が強くなりすぎると、犯行的な子供になる。」と言います。
この場合、
子供というのは…
生まれ持った、躾や環境に汚染されていない自我の事を言います。
親というのは…
自分の中で作り上げた「親像」の事を言います。
「交流分析って何?」と思う方は、こちらをご覧ください。
私たち人間の中には、「汚染されていない子供」と「自分で作り上げた親」が存在します。
例えば))
Aさんは、他人に対して適応的な人間だったとします。
適応的なAさんは、Bさんという、批判的な人間を引き寄せ易い性質を持っています。
Bさんは、Aさんが自分に適応してくる事で調子に乗って、
Aさんを自分の都合のいいように扱うようになると、
みるみるうちにAさんは、Bさんに対して反抗心を宿すようになるのです。
恵 りょう子
これは、交流分析で明らかになっている人間の心理です。
なので、彼があなたに対して犯行的になっているということは、必然的に、あなた自身が調子に乗ってしまい、彼を「自分にとって都合のいいように扱った。」という事になるのです。
まとめ:解決策「一緒に」
私も心理学を本格的に勉強する前は、「彼が自分のために〇〇してくれない」という悩みを抱えていた時期があります。
自分のために動かない彼を見て「どうして動かないんだろう?」「おバカさんなのかな?」とまで、思ったことがあります(・_・;お恥ずかしい…。
結局、おバカさんだったのは、自分だったんですけどね(・・;)
「〇〇して欲しい」のに「〇〇してくれない」彼を動かすためには、どうしたらいいのかな??と、必死に考えました。
その結果、ある「行動」にたどり着きました。
それは…とっても簡単なこと。
「一緒にする」事です。
「〇〇して!!!」と彼にいうのは簡単です。
ですが、「一緒にしよう!」という発想はなかなか出てきません。
彼から「愛されたい」と願うのならば、彼に「私を愛して!!」とすがりつくのではなく、彼と一緒に「彼を愛する」ことです。
時間も、行動も、思いも全て「一緒に大事にする」事です。
- 愛してほしい→愛する
- 大事にしてほしい→大事にする
- 楽しくしてほしい→楽しむ
- 喜ばしてほしい→喜ぶ
全てを「一緒に」統一する事です。
自分だけが得しようと思わずに、彼と一緒にwin-winになる環境を築いていく事が大事です。
【恵りょう子のYouTube講座】
では、本日も最後まで、ありがとうございます♪( ´▽`)
また、書きますm(_ _)m