あなたは兄弟姉妹の何番目生まれ?生まれ順で違う「ライフスタイル」。

こんにちは♪( ´▽`)
修復恋愛心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
このブログは、男女関係が悪化して修復を希望している『女性』へ向けたブログになります。
それ以外の方には、あまり必要のないブログになりますので、読み進めるかどうかは、ご自身でご判断くださいm(_ _)m
今日のブログは、メルマガで配信した内容をブログ用に改訂し、編集したものです。
メルマガの内容とは多少異なる表記がございます。ご了承をお願いいたしますm(_ _)m
はじめに。
私達人間は、何番目に生まれたかで「ライフスタイル」が個別に違います。
早速ですが、「兄弟・姉妹」について話しをしたいと思います。
「ライフスタイル」って??「男女関係に関係あるの?」と、思った方も多いかもしれませんが、あなたに兄弟姉妹がいる場合、何番目に生まれたかで、あなたのライフスタイルが変わるので、後の人生に大きく影響します。
あなたが、兄弟の中での何番目のお子さんかで、あなたが「抱えやすい問題」やあなたが「得意な事」などが分かってきます。
この項目では、兄弟全体的なお話をしますが、
- 次の項目は「第一子」
- その次の項目では「中間子」
- その次の項目では「末っ子」
- その次は一人っ子
のお話をします。
「私…4番目なんですけど…。」
「私…11番目なんですけど…。」
と、いう方は「中間子」の会のお話を参考になさってください。
兄弟姉妹のいらっしゃる方は、言わずもがな、分かると思うのですが、兄弟・姉妹は、各々で得意分野が違います
心理学の世界では、
- 1番目は勉強
- 2番目は運動
- 3番目は読書(研究)
という傾向が高いとされています。
アドラー心理学のアドラーも同じ事を言っています。
兄弟姉妹間で得意分野が違うのは、他の兄弟姉妹と被らないように、各々の能力で「認められたい」と本能的に子供が感じ取るからと言われています。
子供のライフスタイルというのは、親子関係よりも兄弟関係の方が、大きな影響を与えるとも言われています。
(が、私は個人的に…家族間の影響力はどの関係よりも大きいと思っています。)
美人の教室にご相談にお見えになる女性の多くが、「ライフスタイル」の話になると急に口数が減ってしまう傾向にあります。
「ライフスタイル」とは、
生活の様式・営み方。
また、人生観・価値観・習慣などを含めた個人の生き方
の事を言います。
「個人の生き方」について聞かれると、
「私、自分のライフスタイルを理解してないかも…。」
恋 なや美
と、答える方が、圧倒的に多いです。
ご自身の「ライフスタイル」を漠然とは分かっているけど、はっきりと「私は生きる!」という、「自分軸」を持っていない方が多いのです。
「ライフスタイル」とは「自分軸」です。ライフスタイルをしっかりと意識する事で、あなたの生活の仕方が変わってきます。
「ライフスタイル」がハッキリしない女性は、男女関係でも「自分軸」は定まらず、
- 彼に幸せにしてほしい
- 私のいう事を聞いてほしい
と、他力本願な考えで行動してしまいます。
そのため、
なかなか、自分で自分を幸福にする事が出来ず、自分で自分を不幸へ導いてしまい、悩みや不満の多い生活を送ってしまう傾向にあります。
では、あなたのライフスタイル、ちょっと、探ってみましょう。
あなた以外の兄弟姉妹が、どんなライフスタイルを持っているかを思い出してみてください。
他の兄弟姉妹は、どんな事を得意にしていましたか?
その中で、
あなたは、どんな事を得意としていて、どんな役割の配置についていましたか?
例えば))私自身を例にあげると…
私は一人っ子として生まれましたが、親戚の家にお世話になっていたため、叔父夫婦の息子2人と一緒に生活していました。
必然的に「長女」の役割にあり、子供達の手本になるように躾を受けました。
大人達が私に求めていた事は、
- 下の子達の手本になる事
- 家の長女であるという自覚
だいたい、この2点です。
なので、主に「勉強する事」を強いられていました。
子供の頃に親や周囲の大人から植え付けられた「ライフスタイル」というのは、子供にとっては「自分で求めたライフスタイル」ではありません。
「与えられたライフスタイル」になります。
人間誰しも、「与えられたライフスタイル」からスタートします。
成長していく上で、『与えられたライフスタイル』に疑問を感じる場合には、軌道修正してゆき、自分自身のライフスタイルを形成してゆきます。
ですが、大抵の場合、子供の頃に「与えられたライフスタイル」を基本として生活基盤を築いてゆきますので、自分自身が周囲から求められている「ライフスタイル」を大きく変化させて生活する事はありません。
私の例に戻ると、私のライフスタイルの基盤は「勉強」です。
しかし、学生時代は勉強が嫌いで、偏差値30程度しかありませんでしたし、勉強をしたくなくて、逃げまわっていましたが、結局の所、心理学を勉強して…「美人の教室」を開き、今も勉強しながら、心理学と向き合っている最中です。
なんだかんだ言いながら…私はしっかり「勉強」というライフスタイルを生きているんです。
「勉強」というライフスタイルを持っているからといって、全員が、小中高で習う勉強が出来るわけではありません。
小中高の勉強が出来なくても社会に出て、生きていく上で必要不可欠な事を勉強して、そのプロフェッショナルになる人もいます。
「運動」というライフスタイルを持っているからといって、全員が、オリンピック選手になれるわけではありません。オリンピック選手になれなくても、運動を続ける事によって、体力や筋力・精神面のバランスを上手に保っていけるような人もいます。
「読書(研究)」というライフスタイルを持っているからといって、全員が、ノーベル賞を取れるわけではありません。ノーベル賞を取らなくても、好きな事に熱中して、それをしているだけで時間を忘れてしまえるような楽しみを見出す人もいます。
ライフスタイルというのは、各々で違います。
今、もし、あなたが、「私、ライフスタイルがハッキリしない…。」と、思っているとしたら、
兄弟と自分を見比べてみて、親や周囲の大人があなたに『何を求めていたのか?』を考えてみましょう。
「ライフスタイルを持つ」というのは、男女関係を良好に保つために大変、重要な事項になります。
「私はこう生きる!」と、いう自分の生き甲斐を持たないと、人間というのは、相手に依存してしまい、自分の足で歩こうとしなくなります。
- 自分の足で歩ける人でないと、
- 相手に貢献する事は出来ないし、
- 相手を守る事もできませんし、
- 相手に協力する事もできません。
相手に対して、おんぶに抱っこ状態では、共存はしていけません。
自分軸というライフスタイルを持つ「第一子」
第一子は言わずもがな、一番上のお子さんです。
第一子とは、言わずもがな、一番最初の子供です。
一番最初の子供というのは、良くも悪くも…両親や周囲の大人の影響を…モロに受けやすく…言い方は悪いですが…子育ての実験台にされてしまうという…なんとも、悲劇的な一面を持っています。
ご両親も実験台にする気があるわけではなく、自分の両親を見て「子育てとはこういうもんだろう。」と、試行錯誤しながら、子育てに挑んでしまうため、結果、実験的な子育てになってしまう…という、悲しい現実があります。
子育てに入る前に「親勉」の塾のような所に通う親御さんも、近頃は多いようですが…実際、子育て前から、親になる勉強をしている親は…正直、多くありません。
日本人のほとんどが、ほとんど自分の両親の見様見真似で、体当たりで子育てに挑戦する傾向にあります。
第一子は、その影響を…モロに受けてしまいます。
しかし、
第一子も捨てたもんではありません。
一番最初の子供ですから、親の愛情・周囲の大人の愛情を独占します。
第一子で生まれた事で、「王座」に君臨する事ができるのです。
しかし…
その「王座」は長く続きません…。
1年2年もすると…ご両親には第二子が誕生し…第一子は「王座」を奪われてしまうのです。
これまで、自分一人しか子供がいなかった訳ですから、第一子は「自分の帝国」を持っていたわけです。
しかし、
弟や妹が出来たばっかりに…「自分の帝国」が危うくなってくる。
これまで、自分が一身に受けていた
- 親からの愛情
- 親からの感心
- 親からの世話
これらのほとんどが、第二子に移動してゆきます。
第一子に兄弟が誕生する頃には、もう既に「嫉妬」という感情が、第一子には芽生えています。
「自分の帝国」を奪われた第一子は、その帝国を取り返そうと必死になり兄弟姉妹と戦います。
- 私の方が先に生まれたんだ
- 私の方が親に愛されているんだ
- 私の方が感心を持たれてるんだ
一生懸命、ご両親や周囲の大人に訴えますが…周囲からは「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい。」と、人生で初めて、非常にビックリ!!理解不能な言葉を親から言われるのです。
- 第二子の為に我慢をしなければならない自分。
- 第二子の為に我慢をしてやっている自分。
第一子の心には、
- 「私の方が上。」
- 「私の方が先。」
- 「〇〇をしてやっている。」
このような感情が固着していきます。
なので、
第一子というのは、支配的な性格になる確率が非常に高い子供になります。
大人になってからは…
- 仕切り屋
- 人の話を聞かない
- 自分が基準
- 上から目線
- 優劣をつけたがる
- 勝ち負けにこだわる
このような性格が顕著に出てきます。
もちろん、このような性格を「良い方向」に使えば、なんら問題ありません。
第一子で生まれた子供は、
- 責任
このような仕事を得意とします。
しかし、
恋愛になると…持ち前の…
- 仕切り屋
- 人の話を聞かない
- 自分が基準
- 上から目線
- 優劣をつけたがる
- 勝ち負けにこだわる
が、目立ってしまう為…男性と共存をするというよりは、男性に勝負を挑んでしまい…嫌われてしまう…という事も無きにしも非ずです。
俗にいう…『仕事はできるけど…プライベートがてんでダメ…』と、いう女性の典型パターンが、出来上がる傾向にあります。
- 仕切り屋
- 人の話を聞かない
- 自分が基準
- 上から目線
- 優劣をつけたがる
- 勝ち負けにこだわる
このような性格も…
コツさえ掴めば、修復恋愛心理学に通じる性格なのですが、
- 余計な一言
- 余計なアドバイス
- 頼まれてもいない事をするお節介
- 頼まれる前に先読みする
- 相手の考えが分からないのに深読みする
こういうのがある為…なかなか、うまくいきません。
第一子の場合、
- 相手と自分の間に境界線を引く
- 私は私、あなたはあなた
- 自分軸
という、得意分野はあるものの…
- 優劣をつけたがる
- 上から目線
という…余計な事まで、身につけてしまっている為、男女と共存するようになると、余計な事の方が目立ってしまい…なかなか、上手くいかないのです。
第一子には、第一子なりに
- 相手と自分の間に境界線を引く
- 私は私、あなたはあなた
- 自分軸
という、得意分野があります。
ここを伸ばしていく事で、悪化した男女関係を改善して行けます。
第一子の場合は、余計な事はしなくていいです。
得意分野だけを伸ばしてゆきましょう。
そうすると、支配的な性格から、客観性を持った性格に変化していきます。
男性の行動や考えと自分との間に境界線を引く事は得意なので、男性とも交際しやすくなります。
第一子の方は、是非!!
持ち前の得意分野である、
- 相手と自分の間に境界線を引く
- 私は私、あなたはあなた
- 自分軸
に、フォーカスしてください。
自立がライフスタイル「中間子」
上に兄弟姉妹がいて、下に兄弟姉妹がいるのが「中間子」です。
兄弟姉妹の多い方は、「中間子」にあたる方も多いのではないでしょうか。
最近の女性は3人子供を産めば、「多いね。」と言われる時代です。
現代では、30代以下の方の第一子・中間子・末っ子・一人っ子の人口数は、比較的、均等なのだと思いますが、
40代以上の方になると…人口的に「中間子」の方が多くなります。
なので、
比較的、あなたの親御さんも、「中間子」出身の方が多いのではないでしょうか。
「中間子」に育てられた「中間子」というのも、少なくない事でしょう。
親が「中間子」の場合、どうなるのか?
子供が「中間子」の場合、どうなるのか?
「中間子」が抱える性格やライフスタイルの傾向をお伝えして行きます。
「中間子」というのは、実際…上にも兄弟姉妹がいて、下にも兄弟姉妹がいるわけです。
基本的には、親の愛情を独占した事がありません。
「中間子」というのは、第一子にかけられる親の愛情、末っ子に注がれる親の愛情の狭間で…「羨ましいな…。」と、感じながら成長します。
第一子は一番最初の子なので、親も一生懸命、世話をして付きっきりです。
末っ子は一番最後の子なので、親も後の無い特別感で末っ子に接します。
「中間子」の場合、第一子を育てた頃よりも、親自身が子育て慣れてしまっており、「この程度だったら目を離しても大丈夫。」と、放置をされやすい傾向にあります。
末っ子が出来ると、親も「中間子」よりも、末っ子に意識が向いてしまうので、「中間子」というのは、どの兄弟よりも早く自立を促されます。
親は、どの子供も同じように愛情を注いでいるように思っているのですが、やはり「中間子」に対しては、早めの自立を促しながら子育てをする傾向にあります。
親の愛情を十分に独占できない「中間子」は、常に兄弟姉妹達との競い合いになります。
競争的・攻撃的な性格を身につける傾向にあります。
大人になってからも、
- 他人と競争して
- 他人を攻撃して
- 他人を蹴落として
自分の道を切り開いていく傾向にあります。
このような性格を持つことから「中間子」は「勝負師」の一面を持っており、
- 自分で会社を起業したり
- スポーツの世界で一旗あげたり
という、功績をあげる事があります。
その一方、
愛情不足がたたってしまい、男女関係になると…
- 相手を試す
- 相手と競争する
- 相手に優劣をつける
- 条件に満たす相手だけを愛す
- 条件を満たさなくなると捨てる
と、いうような…運命も永遠も共にしない仕事のタスクで接してしまいなかなか、男女関係を良好に保つ事ができません。
自分の人生は自分で切り開くタイプなので、最終的には「男なんかいなくてもやっていける!」と、開き直ってしまい…独身を貫く人もいます。
シングルマザーになる女性も多いです。
第一子に似た部分もあり、『仕事上手なのに…恋愛下手…』というような、特徴を持ちやすいのも「中間子」です。
「中間子」のライフスタイルの基盤は、「早々に自立をする事」です。
自立をした生活を送るのが、「中間子」のライフスタイルです。
この「自立」というのは、男女関係を良好にするには、とても、重要です。
相手の背中を支えられる程の経済力や精神力がないと、男女の共存はできません。
「中間子」は「自立」という最高の武器を持っているのに…その「自立心」が、男女関係の危機を招いてしまうという…なんとも…勿体無い、男女関係を招いてしまいます。
「中間子」は…
- 私はこう生きるという自分軸
- 私は自立している
と、良好な男女関係を継続させるのに、最高の武器を持っているはずなのに…
- 相手を試す
- 相手に条件を出して愛する
と、いうような…仕事のタスクで彼と接してしまい…彼から疎ましがられ…面倒臭がられて…破局を迎えてしまう事が多いのです。
兄弟姉妹が5人以上いて、中間子と中間子に挟まれた状態で成長した方もいらっしゃると思います。
例えば))10人兄弟です。という場合。
「中間子」は2番目〜9番目となります。
しかし、2番目は1番目と競争しますし、9番目は10番目と競争し、愛の取り合いをして戦います。
兄弟姉妹の中には、3番目〜8番目の方々が存在します。
そのような方の多くは、「愛情を得る事を最初から諦める」と、いう傾向になる方も多く…
愛情よりも、別に力を注げる仕事や趣味に没頭したり、愛情自体をそもそも、必要としない傾向が見られます。
愛情自体は「あればちょっとは欲しいけど…特別いらない。」と、いうような「愛」に執着しない方も多いです。
愛を得るために戦っている兄弟達をみて…「何だか大変そう…愛はちょっとでいいや…。そんな事よりも、自分が楽しいと思う人生を歩もう。」と、なる場合もあります。
「愛」に執着しない方というのは、以外にも、男女関係を良好に保てる事が出来、相手に依存せず、自分の世界を全うしながら共存もしていくので、案外、一般的な幸福を手に入れやすい傾向にあります。
このような事を考えると…「中間子」も捨てたもんじゃないな…と、思いますが、中間子で一般的な幸福を手にいれやすい存在になるには、兄弟がたくさん居ないと成り立ちません。
第一子・中間子・末っ子という3人兄弟ような家庭の「中間子」に位置する場合、上と下へ注がれる愛情への嫉妬をメラメラと燃やして…「偏屈」な人間になりやすい傾向にあります。
「拗ねた人間」になりやすいのです。
「中間子」が、男女関係を良好に保ち一般的な幸福を手に入れる場合は、どうしても…
- 相手を試す
- 条件つきの愛情で相手を愛す
というような事を早々とやめなければなりません。
- 相手を試す
- 条件つきの愛情
この2つが、どうしても目立ってしまい…せっかく持っている最高の武器の「自立」が影に隠れてしまい…台無しになってしまいます。
せっかく、彼の背中を支えられる力を持っているのに、彼の背中を支えるどころか…
- 彼を試して彼を怒らせてみたり
- 彼に条件を出して彼を困らせてみたり
と、彼を自分から遠ざけてしまうような行動を取ります。
結局は、競争心からくる…上下関係への執着によるものだとは思いますが、彼の背中を支えられる力を持っているのに、それを自分から台無しにしてしまうなんて…勿体無いにも程があります。
仕事と愛情を別に考えて行動出来ないならば、どちらも「愛のタスク」で接していくと、運命も永遠も共にする関係を築いていく事が出来ます。
- お試し行動
- 条件つきの愛
この2つが「中間子」を男女の幸せから遠ざけます。
彼にこの2つは必要ありません。
仕事のタスクと愛のタスクは別物です。
彼一人にだけ、「愛のタスク」で接せばいいんです。
他の人に使う必要はない。
勝つ事ばかりに執着してしまい、我を忘れて、彼をしっかり見ない傾向にある中間子。
競争心で人生を気合いで乗り切るのも素晴らしいけど、もっと彼に「愛情」を持って、接していくと、「中間子」は、一般的に幸福と言われている愛情を手に入れる事が出来ます。
漠然と愛される自信がライフスタイル「末っ子」
「末っ子」とは、兄弟姉妹の中で一番下の子をさします。
「末っ子」は、兄弟の中で、一番、親の愛情をたっぷりと受ける事ができる位置にいます。
上の兄弟姉妹達は、早々に「王座」を奪われたり、早々に「自立」を求められて放置されたりしますが、「末っ子」は、最後の子供であるため、両親も周囲の大人も「最後の子供」として、特別な愛情を注ぎます。
もちろん、親自身は、他の兄弟姉妹達と同じように愛情を注いでいると思っていますが、潜在意識では「最後=特別」となるため、愛情のかけ方が、上の子達と比べて深くなります。
末っ子が生まれる頃には、
親も子育てのノウハウが分かって来ており、
- 愛情をかける部分
- 適当に放置する部分
と、いうのを上手に使い分けます。
しかし、
根本は「特別な子」ですから、やはり、無意識のうちに「特別扱い」をしてしまいます。
- 苦労をさせない
- 甘やかす
- 世話を焼きすぎる
- 上の子には我慢させて末っ子を優先する
親は、最後の子供には、惜しみない愛情をかけ、上の子を我慢させて末っ子を優先させる事もあります。
- なんでも願いを叶えてもらえる
- 欲しい物はなんでも与えてもらえる
- したくない事はしてもらえる
- 愛情は十分にあるので自分が欲しい時だけ受け取ればいい
「末っ子」には、こんな特典がついて来ます。
こんな「末っ子」が大人になっていくと、自分では努力せずに誰かにやってもらう、兄弟の中でも「超依存的」な性格を持つようになります。
- 人を使う事が上手になる
- 人に自分のいう事を聞かせるのが得意になる
- 自分は努力しなくても誰かに努力させて自分は楽をする
このような性格です。
基本的に「努力」をしない人間になる傾向が高いので、仕事なども、長続きしない仕事をしたり、派遣などで定期的に職を変える傾向もあります。
パトロンをつけて養ってもらったり、低賃金で苦労しなくても良さそうな、誰でも出来そうな簡単な仕事を選ぶ事があります。
中には、愛人業に専念する女性も少なからず…(・・;)
このような性格を持つ「末っ子」が男性と恋愛をすると。
- あなたは私を幸せにしてくれるよね?
- あなたは私の為に生きてくれるよね?
- あなたは私の為に犠牲になってくれるよね?
- あなたは私を楽させてくれるよね?
と、「自分に何かをしてくれる男性」じゃないと…「男じゃない」という見方をしてしまい、男性を振り回して、男性を疲労困憊させる傾向にあります。
悪い事ばかりの「末っ子」のような気もしますが、1つだけ、「とても凄い武器」を持っています。
それは、
「愛は十分受けている。」という武器です。
なので、
「末っ子」は、愛をがむしゃらに自分から求める事はしません。
自分が欲しい時だけ、相手からの愛情を「ありがとう」と素直に受け取り、相手が欲しがっている時だけ「どうぞ」と愛情を注ぎます。
「末っ子」にとって、愛は常に自分の周辺に腐る程漂っており、自分が欲しい時にその愛をチョイスする事が出来るのです。
「末っ子」にとって、愛情というのは、とても簡単に手に入れられるものなのです。
愛情いっぱいの「末っ子」の話をすると、「末っ子」も捨てたもんでない…と思うのですが、いかんせん…末っ子は愛情に溢れているがばかりに、「愛のありがたみ」が分かっていません。
男性が自分に対して、確実に愛情を注いでくれると「自信」があるがゆえに、気持ちが傲慢になってしまいがちで、男性を「都合よく使おう」としてしまう傾向にあります。
男性もバカではありませんから、
そんな「自分勝手」な態度をとる「末っ子」に嫌気をさして…「もう、俺を振り回さないでくれ…。」と、逃げてしまう場合があります。
そんな場合でも「末っ子」は、愛情は自分の都合で入手できる物なので、自分に愛情を注がない男は「ダメ男」というレッテルを貼って、相手のせいにしてしまいます。
とにかく…
- わがまま
- 自分勝手
- 自己中心的
- 依存症
と、いう言葉が皮肉にも似合ってしまうのが、「末っ子」の特徴です。
せっかく、生まれつき、愛される自信をつけてもらえる「末っ子」として生まれたのに、自分から、傲慢さを出してしまい、愛を受け付けない体質を作ってしまうのですから、非常に勿体無い話です。
「末っ子」が男女関係を悪化させる大きな原因は、「傲慢さ」にあります。
人におんぶに抱っこ状態じゃないと、なかなか、生活が出来ない「末っ子」。
男女関係を悪化させやすいのは、そんな依存症の気質が原因です。
「末っ子」の近くには、常に愛情が溢れていますし、愛情をたっぷり受ける自信もあるわけですから。
「末っ子」は、早々に、傲慢な態度をやめ、謙虚な態度を心がける事で、男女関係を良好に保つ事ができるようになります。
愛される自信があるのなら、「愛される事」「世話をされる事」に執着をせずに、「相手を愛する事」に目を向けると「末っ子」の男女関係は良好になってゆきます。
永遠の赤ん坊で、永遠の甘えん坊を卒業できた時、「末っ子」は、男性と幸福を感じながら、共存していく事ができます。
100%愛情を独占できる自信と一人時間がライフスタイル「一人っ子」
これまで、第一子・中間子・末っ子と、解説してきました。
この解説は、あくまでも…「男女関係を悪化させてしまう方の特徴」になりますので、全員が全員ではありません。
もちろん、第一子でも、持ち前の姉御肌を生かして、年下男子君と楽しく生活している女性もいれば、
中間子でも、持ち前の自立性を生かして、男性の背中を経済的にも精神的にも支えている女性もいます。
調子に乗りやすい末っ子でも、持ち前の愛情深さを生かして、男性に多くの愛情を注いで男性を癒している女性もいます。
各々、悪いところばかりではありません。
男女関係を悪化させやすい女性の多くは、良い所もあるのに、悪い所が目立ってしまっているだけなんです。
それを踏まえて、
「一人っ子」のお話をします。
一人っ子の最大の武器は、親や周囲の大人の関心を一身に集め、愛情を自分だけ独占し続ける事にあります。
欲しい愛情を阻む者が全くいないため、一人っ子というのは、愛情に飢える事がありません。
これだけを聞くと…非常に良いように思えるのが、一人っ子の落とし穴です。
一人っ子というのは、末っ子と似たような部分を持っており、自分に注がれる愛情は当たり前なので、「ありがたみ」が分かってない部分を持っています。
なので、
- 自分に良くしてくれる人は良い人。
- 自分を無視したり、自分に無関心な人、
- 自分に関心を示してくれない、良くしてくれない人は「悪い人」。
と、極端な位置付けをしてしまいます。
大人になってから、好きな男性が出来ると、
「私が彼を好きなんだから、彼も私が好きに違いない。」
と、相手の気持ち等考えもせずに好きが暴走してしまう場合もあります。
そして、相手から…無関心・興味無しな態度を取られたり、相手から「お付き合いできない」と拒否をされてしまうと、「この男、最悪な男だ!」とレッテルを貼り、今まで、好きだった男性を「敵」とみなす場合があります。
一人っ子の最大の武器は、「愛される自信が100%ある事です。」
ですが、この最大の武器こそが…自分自身を苦しめてしまい…男性と共存出来ない自分を作り上げてしまいます。
一人っ子というのは、愛される自信が100%あります。
なので…
- 自分が拒否をされる
- 自分に関心が向けられない
- 自分を受け入れてもらえない
このような事を想定して、人間関係を築きません。
100人いたら、100人が自分を助けてくれて、
自分を愛してくれるて、自分に関心を持ってくれる。
と、潜在意識の中に刷り込まれてしまっているんです。
ですが、
よーーーく考えれば分かる事ですが、100人いたら、100全員が好きになってくれて、愛してくれて、助けてくれる…なんて事は…人間社会の中では、ありえません。
10人いたら、2人はあなたの大ファン。
2人はあなたの事が大嫌い。
後の6人はあなたの事を何とも思っていません。
それが、人間関係の縮図です。
愛情を十分に独り占めして育てられた分、「万人に自分は愛される」という…勘違いをしてしまう事が、一人っ子の弱点なのです。
ですので、
一人っ子の方で、今、男女関係を悪化させている方は、「自分が受け入れられない事もある」という事をしっかりと、人生勉強として知らなければなりません。
頭では分かっていても、心の中では「いいや!私は万人から愛されるはず!」と、往生際が悪いのも…一人っ子の特徴です。
一人っ子は、自分が愛されない事を…「信じられない」のです。
一人っ子の最大の武器は、「愛される事は当たり前」な事だと、身を以て、十分に認識していることです。
一人っ子が一般的な男女の幸福を手に入れるためには、「愛される事は当たり前」という事実を踏まえて、
- 自分が受け入れられない事もある
- 自分に関心を向けられない事もある
と、いう事が世の中にはあるという事を想定してないといけません。
一人っ子は「愛される事に絶大な自信」を持っています。
愛される事は十分に手に入れているのです。
なので、一人っ子は…「愛を分け与える事」に気づかなければなりません。
愛を十分にもらっている一人っ子だからこそ、相手に愛を十分に分け与える余裕が生まれるんです。
「一人っ子」として、親や周囲の大人達からたくさんもらった愛情を
大人になった今、彼や世間の人々に返していく事が、「一人っ子」に求められるライフスタイルになります。
そしてもう一つ、一人っ子には、男女関係を良好に保つためには、重要な「ライフスタイル」があります。
それは「一人の時間」を楽しめる事です。
一人っ子の多くが、ご両親から十分過ぎる程の愛情を注がれ、愛情に満足しながら大人になっていきます。
ですが、両親がいない時には、一人で過ごさなくてはなりません。
一人でおままごとをしたり、一人で絵本を読んだりと、一人っ子は一人遊びの達人になります。
このまま、大人になっていくと、「一人の時間」「自分の時間」を大事にする大人に成長してゆきます。
「愛情は十分にある」「自分の時間も大事にできる」という、男女関係では必要不可欠なライフスタイルを生活環境から手に入れる事ができます。
「一人の時間」を楽しむ事ができる一人っ子は、男性から「自分を持っている女性」と認識される事が多く、好印象をもたれる事が多いです。
「一人の時間を楽しめる」という最強のライフスタイルを持っている事も一人っ子の最大の武器となります。
愛される事に自信のある一人っ子が、
- 他人が自分を愛してくれる事
- 他人が自分に関心を持ってくれている事
このような「もう既に手に入れている事」への執着をやめた時、一人っ子は、一般的に幸福と言われる良好な男女関係を得る事が出来るようになります。
私自身…一人っ子で生まれて、親戚の家で育って、その家の第一子のような扱いを受けてきましたが、本物の第一子は叔父夫婦の長男である事実などがあり…かなり複雑な…人格形成をするハメになってしまいました(・・;)
私自身…。
第一子の自分軸。
一人っ子の100%愛される自身・一人時間。
それと、母が中間子だった事もあり、中間子の要素でも「自立」も多少、混じっています。
(ご両親が兄弟の何番目かだったかも、あなたの人格形成に影響します。)
人間誰しも…「与えられたカード」でしか生きていく事は出来ません。
小さい頃から、豊富で濃密な人生経験をさせてもらった事で、「今の私があるのだな…。」と、今となっては感謝の気持ちでいっぱいです。
若い頃は、自分の人格形成の仕組みが分からなかったので、それなりに苦しみ、辛い思いもしましたけどね(・・;)
第一子から、一人っ子までの話をして、
- 第一子…支配的になりやすい
- 中間子…拗ねた人格になりやすい
- 末っ子…調子に乗りやすい
- 一人っ子…勘違いしやすい
というような大まかな特徴があります。
その一方、男女が共存していく上で、とても大事な要素である「物」を育った環境の中で身につけました。
第一子には、「私は私。あなたはあなた。」という「自分軸」があります。
中間子は、「自立をする」という最強の武器があります。
末っ子は、「漠然と愛されている自信」があります。
一人っ子は、「愛を100%独占できる自信と一人時間を楽しむ」があります。
男女関係を悪化させやすい女性の多くが、「悪い部分」が目立ってしまい…持ち前の「良い部分」を自分で殺してしまっているのです。
「悪い部分」なんて、目立たせなくていいので、「良い部分」を目立たせるような行動ができれば、あなたと彼には笑顔が戻ってきます。
最後に…【兄弟姉妹間で重複する矛盾点】
第一子から一人っ子までのメルマガを読みながら…「私、第一子だけど…調子に乗りやすいよ…。」とか、
「私、末っ子だけど支配的な感情を持ちやすい…。」とか、このような方がいらっしゃったと思います。
兄弟姉妹で「重複」してしまう、特徴を持ってしまうのか?
今日は、「重複」のお話をしてゆきます。
- 第一子
- 中間子
- 末っ子
- 一人っ子
と、 全部をバラバラに考えると…実は全員敵対してしまい…良好な人間関係を築く事ができません。
天才・秀才・凡人の3種が、完全に交われないのと同じです。
(天才・秀才・凡人の話はまた、別の機会にします。)
だけど、
第一子が中間子の気持ちを理解してあげたり、中間子が第一子の苦労を理解してあげたり、
末っ子が中間子の苦悩を理解してあげる事で、交わらなかった関係性が、緩和されてゆきます。
あなたも経験あるかもしれません。
経験がなくても、なんとなく見た事があるかもしれません。
兄弟姉妹に憧れて、兄弟姉妹の「真似」をする事を。
第一子が、親に対して、自分の意見をハッキリ言っている姿を見て、「かっこいいな。」と、思ったり。
中間子が、好き勝手な事をしても、親から叱られないのを見て、「私も好き勝手な事をしたい」と、思ったり。
末っ子が、無条件に、周囲の大人の関心を集めているの見て、「私も安定的な愛が欲しい」と、思ったり。
一人っ子に至っては…兄弟姉妹がいないので…友達や親などに憧れを抱き、真似するようになります。
- 羨ましい
- 憧れ
そのような感情が兄弟姉妹間で発生した場合、「真似」をして、憧れの存在を自分の中に取り入れようとします。
良いことばかりを真似したらよかったのですが、悪い事に憧れてしまって…
第一子の支配的な態度を見て、「私も支配して見たい。」と思ったり。
中間子の拗ねた態度を見て、「拗ねれば、私も構ってもらえるかも。」と思ったり。
末っ子が自分の都合のいいように人を使う姿を見て、「私も人を都合のいいように使ってみたい。」と思ったり。
一人っ子の万人に愛されるのが当たり前という姿を見て、「私も100%愛を独占したい!!」と思ったり。
悪しき特徴に憧れてしまうと…それをそのまま自分の中に取り込んでしまうのが…子供の柔軟さだったりします。
あなたのライフスタイルは、小さい頃に兄弟姉妹達の「何」に憧れを抱いたか?と、いうのも、大きく関係してきます。
なので、
第一子だけど末っ子のような要素を持っていたり、末っ子だけど中間子のような要素を持っていたりと、育った環境によって、各々の性格は異なります。
男女関係を良好にしていくには、自分の「ライフスタイル」をしっかりと把握しておく必要があります。
- どのような性格を持っていて
- どのような悪い部分があって
- どのような良い部分があって
- どんな事は曖昧にしているのか?
それがそのまま、あなたの生き方となります。
「ライフスタイル」です。
もちろん、
悪い方向へ進むライフスタイルで生活をすると、環境の悪化は否めません。
良い方向へ進むライフスタイルで生活をすると、環境はどんどん良好になってゆきます。
先週から、第一子から一人っ子までの「悪き特徴」と「ライフスタイル」をお伝えしてきました。
男女関係を悪化させる女性の多くが、「ライフスタイル」がきちんと定まっていません。
「私はこう生きる!」と、いうのが曖昧なのです。
曖昧だから、彼を混乱させて、彼と一緒に共倒れしてゆきます。
ご自身の「ライフスタイル」を探すというのは、そう簡単なことではありませんが、飽き性な人でも、興味があることは、片っ端からやっていく事をお勧めします。
第一子…自分軸
- 教育
- 講師
- コンサルタント
- 子育て
と、いうような「先導」する事が向いています。
中間子…自立
- 起業
- 農業
- 酪農
と、いうような「営む」事が向いています。
末っ子…漠然と愛される
- 恋愛
- 芸能
と、いうような「芸事」が向いています。
一人っ子…100%愛される自信・一人時間
- 芸術
- 文筆
と、いうような「文化的な事」が向いています。
あなた自身が、ご自身のライフスタイルをこれから見つける上で、ぜひ、参考になさってください。
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最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございますm(_ _)m
また、書きます♪( ´▽`)