「知らない事は罪なの?」彼の行動に”いろんな意味”をつけて自分を苦しめる女性達。

こんにちは♪( ´▽`)
修復恋愛心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
あなたはこんな経験はありませんか?
- 彼の浮気が発覚した
- 彼が自分に隠れて他の女性とデートに行っていた
- 彼が自分に内緒で高額な買い物をしていた
- 彼が自分の知らない所で借金の額を増やしていた
- 彼が自分に相談もなく親の介護を引き受けてきた
男性と交際をしていたら、少なからず…「何それ?知らなかった!!!」と驚愕するような出来事が2度3度は起こります。
人生は長いですから…もっと、起こるかもしれませんね(⌒-⌒; )
そんな時、あなたは…
- 気づけなかった自分
を「恥ずかしい(*´-`)…。」と思った事はないでしょうか?
「気づけなかった自分」に対して、不甲斐なさを感じてしまう事はなかったでしょうか?
そして、
「気づけなかった自分」を守るように、彼に対して、「傷つけられた」と感じたあなたは、「あなたのせいで私が傷ついた!」といわんばかりに彼を責め立ててしまった経験はありませんか?
「ない」と答えた方、「以前は経験あったけど今は縁遠いな…」と答えた方には、今日のブログは必要ありません。
また、何かしらの機会がありましたら、お目にかかりましょうm(_ _)m
「経験ある…」「今もその考えで動いてる…」という方は、このまま読み進めてください。
その考え方で、彼に接していると、よくなる関係も、一向によくなりません。
今日は、あなたの知らない彼の行動が発覚した時、あなた自身が「気づけない自分」に傷つき、そんな心を守るために「私をよくも傷つけたわね!」と彼を責め立ててしまう事が、男女関係をさらに悪化させてゆく理由をお伝えします。
では、本日も最後まで、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
「よくも私を傷つけたわね!」本当に傷つけたのは彼なのかしら?
自分のパートナーである彼が、自分の知らない所で、知らない行動をしていた事実を知ると…大変、驚き、悲しくなるものです。
- 彼の浮気が発覚した
- 彼が自分には秘密で複数の女性と関係があるようだ
- 彼が自分に内緒で高額な買い物をしていた
- 彼が自分の知らない所で借金の額を増やしていた
- 彼が自分に相談もなく親の介護を引き受けてきた
「悲しい」と思う事案もあれば、悲しいを通り越して「怒り」を感じる事案もあるでしょう。
そして、こうも思うでしょう。
「私の知らない所でコソコソ動き回って、よくも、私を傷つけたわね!」
あなたが、彼から「傷つけられた」と思った一番の原因は何でしょう?
- 彼が自分の知らない所でコソコソ動いていた事?
- 彼が自分をないがしろにして私欲を満たしていた事?
これらも原因の1つかもしれませんね。
ですが、一番の原因は、
- あなた自身が、彼の愚行に気づけなかった事
ではありませんか?
「私が彼の異変に気付いていれば…。」
その思いが、彼に対して、「よくも私を傷つけたわね!」という攻撃に変わってゆきます。
「知らなかった自分への不甲斐なさ」を感じる事で、あなた自身、自分自身を守ろうとします。
彼の愚行に気づけなかった自分は…
- 恥ずかしい
- かっこ悪い
- ダサい
こんな思いが、あなたを「よくも私を傷つけたわね!」という気持ちに火を注ぎます。
⑴ 過去の教訓から「彼の粗探し」をするようになってしまう…。
あなたは、過去にも同じような経験をしたことがあるはずです。
その教訓から、「傷つく前に気づかなければ!」と、彼を試したり、彼の粗探しをする事に必死になります。
まだ、何も起こっていないうちから…
私なんかより、もっと、美人の方がいいんじゃない?
恋 なや美
と、彼が自分にどのくらい必死になるのか?を見るために試したり。
浮気したら絶対に許さないんだから。
恋 なや美
と、浮気もしてないのに、牽制するような余計な発言をしたり。
あなたの事を理解できるのは私しかいないからね。
恋 なや美
と、根拠のない自信で彼を押し付けようとしたり。
定期的に携帯チェックします。
恋 なや美
と、彼のプライベートやプライバシーまで奪おうとし、彼の粗を徹底的に洗い出そうとします。
彼から
いい加減にしてくれよ…(・_・;
愛 され男
と、言われようものなら、
探られちゃ、ダメな事でもあるわけ?
恋 なや美
と、彼を威圧し、行動の自由を奪おうとします。
「彼が好きだから」という行動をはるかに超えて、彼から裏切られない自分を作りあげるための行動になってゆきます。結局は、「彼が好き」だから彼の行動が気になるのではなく、自分を守るために彼の自由を奪っている形になってゆきます。
⑵ 本当は「自分が騒ぎすぎている」事に気付いている!?
彼から裏切られないために、あなたは、ありとあらゆる手段を使って、自分を守ろうとします。
しかし、「どうしても傷つきたくない」あなたは、自分を抑えることができません。
彼への『お試し行動』の度を越してしまい、彼からウンザリされたり、愛する人から厄介な人に格下げされてしまったりします。
そしてあなたは言います。
「こんなにあなたの事を思っている女は私以外はいないよ!」
彼の自由を奪っておいて…こんな事を言われたところで、「そうなんだ!ごめん。」なんて男性はおらず…(・_・;
どんどん、彼からの信頼を失ってゆきます。
彼の心が、自分から離れてしまっている事に気付いているあなたですが、受け入れる事はできませんし、納得もできません。
必死に彼をつなぎとめようと、自分の気持ちを彼にぶつけてゆきます。
ここで、「わかったよ。もう1回やり直してみよう。」と彼の口から出れば、心がホッとし。
「いや。もう無理だよ。別れるしかない。」と彼の口から出れば、「あ…やっぱりこうなった。毎回、こうなのよね。」と以前から状況は分かっていたかのように怒りに震えます。
結局あなたは、自分が「騒ぎすぎている」事に気付いているからこそ、彼から継続の言葉が出ればホッと一安心し、拒否の言葉が出ると怒りが湧いてきます。
あなたは、自分が傷つきたくないがために、彼を試して、彼を困らせて、彼から自由を奪い取って、自分のいいなりにしようとした事を本当は理解しているのです。
だけど、その本心を彼に気付かれると『彼が離れていく』ため、気づかれてはならないのです。
だから、
彼が、あなたの本心に気づかず「継続の関係」を望めばホッとしますし、「関係の拒否」を望めば彼を悪者にして自分は被害者として立ち振る舞う事ができるため、あえて怒りを表に出し「よくも、私を傷つけてくれたわね!」と彼を攻撃します。
あなたは、とてもズルイ女性と言えます。
「知らない事」に”いろんな意味”をつけると『一番、自分が傷つく』。
あなたは、自分を守るために、パートナーを犠牲にするくらい『ズルイ女性』のはずなのに…あなたの胸には、いつもぽっかり穴があいたような空虚感があります。
- 誰も私を理解してくれない
- 誰も私を愛してくれない
- 誰も私に関心を持ってくれない
- 誰も私の側にいてくれない
あなたは、あなたなりに彼を愛したはずなのに…あなたを愛してくれる男性は現れません。
交際の回数は多いはずなのに、運命を共にできる相手が見つかりません。
その原因は、あなたが「パートナーの行動」や「自分の行動」に対して、色々と『余計な意味』をつけている事に原因があります。
⑴ 「知らない事」とは、あくまでも「知らない事」である。
- 彼の行動は悪
- 彼の行動は罪
- 自分の行動は悪
- 自分の行動は罪
パートナーを悪者にする場合でも、自分が悪者になる場合でも、「悪・罪」という具合に、なんらかの理由をつけたくなるものです。
彼の浮気は悪だ!
それに気づけなかったのは私の落ち度だ!
と、いう具合に…何かしらの理由を私たち人間はつけたくなるものです。
ですが、シンプルに考えて見てください。
彼の浮気は彼の浮気であり、それを気づけなかったのはただ単に気づかなかっただけのです。
浮気って本当に悪なんでしょうか?
シンプルに考えると、浮気は『欲』です。
気づかないのは本当に落ち度なんでしょうか?
シンプルに考えると、気づかないのは平和だった『証拠』です。
悪でも、落ち度でもありません。
シンプルに考えれば導き出せる理由に対して、無理に意味をこじつけて解釈してしまうと…あらぬ方向に進む場合があります。
浮気を『悪』と考えると…
絶対に許せない!!!
恋 なや美
と、怒りの感情になるでしょう?
だけど…
浮気を『欲』と考えると…
あなたは、欲深い人間なのね…。
恋 なや美
と、呆れた感情を持ちます。
問題に対して、本当の意味づけをする事で、感じる感情も変わってきます。感情が変われば、行動も変わります。問題に対する、意味づけは、いつも、シンプルにそのままの意味づけをしてゆきましょう。
⑵ 本当の意味を捏造しようとすると一番「自分が傷つく」。
問題に対して『本当の意味づけ』を無視してしまうと…一番、傷つくのは、それを無視したあなた自身になります。
あなた自身も経験があるでしょう?
例)浮気を『悪』と意味付けした時
私に隠れてコソコソ浮気して!何のつもりよ!!!絶対に許さない!
恋 なや美
…。
愛 され男
怒りでいっぱいになって、彼を押し付ける事だけに集中してしまい、冷静に話をする事が出来ませんね。怒りで彼を押し付ける事に集中してしまうと…これまで、彼が我慢に我慢を重ねていたあなたへの不満が一気に爆発する場合があります。売り言葉に買い言葉になり、収集がつかなくなる場合もあります。
また、
例)知らない事を『罪』と意味付けした場合
ごめん。浮気した。
愛 され男
あなたの浮気に気づけなかった私が悪い…。私が一番悪い…。
恋 なや美
彼を責めたい気持ちがあっても、自分を責めて、自分を自分で傷つけてしまう場合があります。
- 浮気は、『欲』
- 知らない事は『平和だった証拠』
この事実を捻じ曲げた意味にすり替えようとする行動は、「自分を傷つけたい」行動なんです。
傷つくのは嫌なあなたですが…実際は、自分が傷つくために「意味を捻じ曲げる行動」をとっているんです。
あなたは、一生懸命、自分が傷つかないように自分を守った行動なのですが…。
最終的には、一番自分が傷ついてしまう行動をしているのです。
まとめ:シンプルに受け取ろう!
「コソコソされるのは嫌!」と考える女性も多い事でしょう。
しかし、男性が「コソコソする」のは、男性の自身が考えるべき課題になります。
コソコソするしないは、彼が決める事であって、あなたには関係のない事なのです。
あなたは、あなたに黙って彼がコソコソ動いている事に嫌悪感を感じるのでしょうけれど…。
そんな彼の行動を見て、嫌悪感を感じる感じないはあなた自身が考える課題であって彼には関係のない事なのです。
あなたは、どうにかして、自分が悪者にならないように必死で自分を守ろうとするかもしれませんが…。
シンプルに考えて、どっちも悪者ではありません。
彼は自分の考えに従って動いているだけであって、ただ単に、その行動があなたの気持ちを害してしまったというだけの話なのです。
あなた自身、彼の行動の中で『許せない行動』があるのならば、『欲』が起こさせている行動としてシンプルに捉え、彼の『欲』を受け入れられるか?受け入れられないか?の判断をしなければなりません。
男女関係で、どっちが悪者でどっちが善者という事はありません。
男女関係では、上下関係は作らず、横並びの関係ですからね。
人間の行動には意味がありますが、その意味を捻じ曲げないようにしていけば、自分自身が傷つく事もありません。
自分自身を守るための行動が、「実は、自分を一番傷つけていた…」という事にならないように、問題の本当の意味は、シンプルにそのままの意味を受け取るようにしてゆきましょう!
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では、本日も最後まで、ありがとうございます。
また、書きますm(_ _)m