私の言う通りにしたら全て上手くいくのに!「 強迫性人格 女性」の8つの特徴

こんにちは(^^)
男女関係修復心理学「美人の教室」
塾長の恵りょう子です。
ようこそ、このブログにおいでくださいました。
※このブログは、40代からの男女関係修復心理学。
悪化した男女関係を修復したい「女性」へ向けたブログになります。
男女関係を修復する事に重きを置いた発言が含まれておりますため、少々、誤解が生じる場合もございます。
読み進める進めないは、ご自身のご判断でお願いいたします。
あなたは、彼に対して、このような事を思った事はありませんか?
- 私の言う通りにしてたら全て上手く行くのに!
- 予定通りに動いてよ!
- 私が大事にしている物を勝手に傷つけないでよ!
- 男ならデート代は全部出してよ!
「思った事ない…」という方には、このブログは必要ありませんね。
失礼しましたm(_ _)m 華麗にスルーしてくださいませ。
また、機会がありましたら、お目にかかりましょう。
「思った事ある」「むしろ、言った事ある…。」と答えた方は、そのまま読み進めてください。
あなたと彼の将来について、大事な事をお伝えしています。
今日のブログは、「 強迫性人格 女性」という事で、自分のルールに自分も周囲もしたがっていないと、気が済まない人格のお話をします。
この「強迫性人格」をおもちの女性も、「自己愛性人格」と同様、男性から非常に嫌われてしまう傾向にあります。
「自己愛性人格ってなに?」と思われた方は、「私は特別な人間なの!!「自己愛性人格女性」の9つの特徴」をご覧ください。
では、「強迫性人格」とは、どのような人格なのか?どのような経緯でそのような人格になるのか?
そして、
「強迫性人格」から脱出する方法はあるのか? 等をお伝えして行こうと思います。
本日も、よろしくお願いします( ´ ▽ ` )
「強迫性人格」の8つの特徴
あなたは、「なんで、彼は私の思う通りに動かないんだろう?」と、思ったことはありますか?
「ない」と答えた方は、キリのいいところで、読むのやめてもらって構いません。
「ある」と答えた方は、このまま、読み進めてください。
シンプルに客観的に考えると、あなたとは別の人格である彼が、あなたの思う通りに動く事はまずありません。
彼は、あなたとは別の価値観を持っていて、別の人格を持っています。
あなたと同じ動きをするはずがありません。
シンプルに考えると、このような事がすぐにわかるのですが、「強迫性人格」をお持ちの方は、「私は私、彼は彼。」という、ごくごく当たり前の事に気づくことができません。
「強迫性人格」をお持ちの女性のほとんどが、「精神的に強くあれ!」という価値観を持っています。
この場合、自分自身が、「精神的に強いか?どうか?」は関係ありません。
自分自身が、精神的に弱くても、心の中では、「強くあれ!完全であれ!」というスローガンで生きているのです。
《あなたの中にある5つのスローガン》
完全であれ 他人を喜ばせよ 努力せよ 強くあれ 急げ
*このスローガンの説明は、後ほど「なぜ?「強迫性人格は生まれるのか?」」で説明します。
あなたは、この5つのスローガンの中で、「完全であれ 強くあれ」をメインに使って心を動かしています。
「強迫性人格」には、8つの特徴がある
《「強迫性人格」とは…?》
「秩序・ルール・完璧主義」にとらわれ過ぎて、柔軟性や効率性を欠いた行動をとる心理をもつ人格。
① 自分自身しか理解出来ない小さなルールを彼に押し付ける
② 物事を完璧にしようとする事に捉われて、なかなか達成できない
③ 仕事に打ち込みすぎる事が原因で彼との時間がおろそかになる
④ 自分自身の価値観に捉われ過ぎて融通が利かない
⑤ 特に思い入れがなくても情はあるので恋人と別れられない
⑥ 自分のやり方以外の方法では、相手に大事な事を任せられない
⑦ お金に対して細かく、出来たら彼の財布からお金を出して欲しいと思う
⑧ 言い出したら聞かない頑固者である
この8つの特徴をみて貰えばわかるように、「しっかり者」と言えば「しっかり者」なんです。
「強迫性人格」は、長女に多い人格とも言えます。
責任感があり、人の上に立ってお手本になる人物になるようにご両親や周囲の大人達からも育てられています。
なので、
「仕事を頑張るタイプ」…「仕事が出来る」ではなく、「頑張るタイプ」の女性が多いです。
仕事が出来る出来ないは、関係ありません。
とにかく、「何事も全力で頑張るタイプ」なんです。
だから、
周囲からも「頑張ってるね。」と認められやすい事もあり、「この仕事を担当して欲しい」「こっちの仕事も手伝って欲しい」と、周囲から、物事を頼まれる事が多い人格です。
ですが、
「強迫性人格女性」の多くが、他人から頼られすぎる場合が多く、それを、「断れない」人格だったりします。
- 断ってしまうとダメな人間だと思われてしまう
- 能力のない人間だと思われたくない
と、いう具合に、「頼られる事がなくなってしまうと、自分の価値がなくなってしまうのではないか?」と、考える方も少なくありません。
なので、
常に、他人から「〇〇ちゃん!〇〇ちゃん!」と頼られていないといけませんし、頼られたからには、完璧に努力して、目的を達成しなければならない使命感に燃えているのです。
その結果、やり過ぎてしまうと…
- 他人より頑張っているのに自分が思うほど評価が上がらない
- 頼まれた事をしてやってるのに頼んだ側は楽そうな仕事をしている
と、いう具合に、対人に向けての不満が蓄積されてしまいます。
ですが、
「完全であれ」「強くあれ」を人生のスローガンにしていますので、対人に対しての不満が溜まっても、「怒ってはならない」「不満を爆発させてはならない」「怒る事は恥ずかしいこと」という具合に、自分自身を抑圧して、本心を面に出さない傾向にあります。
そのため、いよいよ持って、不満が「心のバケツ」では収まりきれず、漏れ出してしまうと、一気に不満がダダ漏れして、怒りや悲しみとなって全身を蝕んでいく傾向にあります。
突発的に、怒り出したり、極度の躁鬱状態になったりするなど、自分自身の心をコントロール出来なくなり、一瞬にして、「あああああ…もういいや〜。」と、自分が持っている全てを投げ捨ててしまう場合があります。
本来なら、外部から受けるストレスをちょこちょこと解消する仕組みを自分自身の中で作っていくのが人間なのですが、「強迫性人格」の場合、なかなか、普段の生活の中で、ちょこちょことストレスを解消する事が出来ません。
ストレス発散のために、友達と遊んでも、お酒を飲みに行ったとしても、やはり、抱えている問題を解消する事が出来ずに、大事に大事に抱え込んでいる場合が多いです。
ですので、
抱え込むだけ、抱え込んで、ある日突然、爆発する…という行動をパターン化させてしまうのです。
強迫性人格の最大の特徴は…
「完璧にしたいけれど、出来ない自分を認められない心を持っている事」が、最大の特徴です。
なぜ?「強迫性人格」は生まれるのか?
人間の人格の原因は、全て、幼少期の親の躾と周囲の大人の価値観にあります。
先ほども書きましたが、「強迫性人格」というのは、長女に特徴的に現れます。
- お姉ちゃんなんだからちゃんとしなさい
- 兄弟達のお手本になりなさい
- 兄弟達の面倒を見れる子になりなさい
日本は、年功序列が重んじられている国ですから、自然とこのような教育をする家庭は少なくありません。
最近は、そうでもないのかもしれませんが、それでも、年功序列思想を持っているご年配は多いです。
特に、あなたの年代の人を育ててきた世代には、多い思想かもしれないですね。
この「ちゃんとしなさい」「お手本になりなさい」という言葉の中には、「完璧にやりなさい」という雰囲気的なニュアンスが含まれています。
しかし、このような事を言われていた頃は、あなたは、子供だったわけです。
子供は子供なりに考えます。
- どうしてちゃんとしなければいけないんだろう?
- 親のいう事はしっかり聞かなければならない
だけど、あなたも子供です。
親に甘えたい時もありますし、兄弟にお手本なんて見せる義務なんてない場合もあります。
「お姉ちゃんなんだから、ちゃんとしなさい」「〇〇なんだから、しっかりやりなさい」という親からの刷り込みを、子供は正直に受け取ってしまいます。
その結果、
ちゃんとしなければならないのはお姉ちゃんだから
お手本にならなければならないのもお姉ちゃんだから
お姉ちゃんとして完璧にしなければならない、
だけど、
子供としては、まだまだ、甘えたい願望がある、
だけど、お姉ちゃんだから甘えられない我慢しなきゃ強くならなきゃ。
という、経緯でスローガンを作り上げて行きます。
これは、文章にしているから、この位の長さになりますが、実際は、一瞬のうちに、このように考えて、スローガンを自分に定着冴えて行きます。
長女じゃない方でも、ご両親の教育が「〇〇しなければならない」「〇〇であって欲しい」という教育の場合は、「完全であれ」「強くあれ」をメインのスローガンにする方もいらっしゃいます。
「完全であれ」「強くあれ」というのは、社会に出て仕事をする場合には、周囲からの評価も高く、認められて、安定的に仕事をするタイプに多いのですが、恋愛になると話が違ってきます。
恋愛って、人間と人間の価値観のぶつかりあいでしょう??
そこに、「私の価値観の通りにしなさいよ!」という心をぶつけては、ぶつけられた方は「冗談じゃない…」となるのは当たり前です。
「私のいう通りにしてたら全て上手くいくんだから!」とあなたが言ったところで、彼には彼の考えがあって、彼しか乗り越えられない課題もあるわけです。
彼とあなたは、全くの別物で、彼の価値観とあなたの価値観は全くの別物です。
これを受け入れていく事が、とても大事です。
親御さんのいう事をちゃんと聞いて、人の手本になるように育てられてきたあなたですが、彼の手本になる必要はないんです!
なぜなら、
彼とあなたの関係は上下関係ではなく、横並びの関係だから。
彼は彼であり、あなたはあなたなわけです。
彼とあなたは、違うという事を想定内にしておかなければなりません。
では、そんな「強迫性人格」から脱出する方法をお伝えします。
「強迫性人格」を脱出するための方法
脱出するためには、2つ方法があります。
⒈ 受け入れて許す力をつける
あなた自身が大事にしなければならない事は、完璧主義である自分を褒めてあげる事が大事です。
あなた自身が、他人の目ばかりを気にして、自分自身に目を向ける事をほとんどしない性格です。
他人からみて、手本になる人間にならなければならない、他人からみて、真面目で完璧な仕事をする人間であらなければならない。
あなたの中には、いつも「他人の目」があります。
シンプルに考えると、「他人の目」より「自分の心」の方が大事なのは、当たり前ですね。
他人の目ばかりを気にして、自分の心をないがしろにしていると、そりゃ…いつか、ストレス溜まりまくって爆発するのは目に見えています。
- 頑張っている自分を認めてあげる
- 頑張っている自分を褒めてあげる
- 頑張っている自分を受け入れてあげる
これが、大事になります。
そして、
- 「嫌だ」という感情を持っている自分を認めてあげる
- 「辛い」という感情を持っている自分を認めてあげる
- 「しんどい…」という感情を持っている自分を認めてあげる
- 「悲しい」という感情を持っている自分を認めてあげる
自分自身の感情を、自分で認められないから、どんどん、辛くなって行きます。
「強迫性人格」とは、自分自身を強迫する事で、相手もそれに巻き込んでしまう人格です。
「嫌だ。辛い。」という感情を持っているのに、「辛いっていうと恥ずかしいんじゃない?」「嫌だっていうと嫌われるんじゃない?」と自分自身を強迫する事で、辛い事を彼にいう事が出来ずに溜め込んでしまい、最終的には、爆発して彼を巻き込んでしまう。
あなた自身が、辛い事を「辛い!!」と認めてあげる事が大事です。
⒉ 「断る」事で責任を減らす
「辛い、嫌だ」という感情を認められるようになったら、今度は、「辛いときには断る」という行動を実践して行きます。
「強迫性人格さん」は、辛くても彼に嫌われたくないので、彼の世話をしてしまう人格でもあります。
「辛い、嫌だ」と思っている場合、それを彼にいうと、嫌われてしまうんじゃないか?と考える女性も少なくありません。
直接、彼に「辛い、嫌だ。」と言う必要はありません。
- 今日は疲れたからゆっくりさせてくれる?
- 今の仕事すっごく面白いの!だから理解してくれると嬉しい!
- 今、心が疲れてて…あなたの顔を見ると醜い自分が出てきそうだから今日はごめん。
と、言う具合に、今の自分の状況を直接伝える事で、彼からの理解を得る方法があります。
自分の状況を伝えるだけで、自然と「断る」事に繋がって行きます。
あなたは、たくさんの責任を自分1人で消化しようとする傾向にありますが、1人で消化できる責任なんてたかがしれています。
分散できるんだったら、しっかり分散させて行きましょう。
どうでもいい責任までも、抱え込んでしまう傾向にありますから、なんでも、自分1人で抱え込まずに、自分の状況を相手に伝えて、やんわりお断りする事を忘れないでください。
もちろん、責任持ちたい事は、どんどん、責任持ってやっていいです。
自分が、辛くなっては、元も子もありませんからね(゚o゚;;
まとめ
頑張り屋さんな女性は、息抜き上手になると、家庭的でいいお母さんになったりします。
そのためには、熱中できる趣味を持ったり、恋愛・仕事の他にも、楽しみになるものを見つけられると生き方が変わってきます。
友達とおしゃべりするにせよ、趣味をもつにせよ、仕事や恋愛よりも、息抜き上手になる事に目を向けていくといいですね。
もともと、あなたは、仕事上手ですから、もともと上手な物は放置してても上手にやっていけます。
「息抜き」など、苦手な事に目を向けていく方が、あなたにとっては、幸せを掴みやすくなりますよ。
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では、最後まで、読んでいただきありがとうございます\(^o^)/
お疲れ様でした( ´ ▽ ` )
また、書きます!!!