彼との関係を修復するのに絶対に不要な行動パターン10選【その⑧ 結果を勝手に決めない】

こんにちは\(^o^)/
修復恋愛心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
今月に入って、お送りしております。
悪化した彼との関係を修復中に絶対にやってはならない行動パターン10選も佳境に突入して参りました。
①〜⑦までを読み進めていらっしゃる方は、だんだんお気づきになってきたと思います。
「何が必要で、何が不必要か?」
このシリーズは、不必要なものをお伝えする事で、必要なものに気づいていただけたらと願いを込めて書いています。
残り、③話になりました。
今日は、⑧話目の「結果を勝手に決めない」をお伝えします。
あなたは、彼に相談もせず、改善の努力もせず、彼と二人の問題の結果を勝手に決めてしまっていませんか?
- 「今、最悪な状況だから別れるしか無い。」
- 「別れたく無いけど、彼からは受け入れてもらえない。」
- 「彼を理解できない自分は彼の運命の人では無い。」
本当にそうなのでしょうか?
最悪な状況は努力しても改善できないのでしょうか?
彼から受け入れてもらえないと思っているのはあなただけなのでは?
運命の人を自分から切り捨てているのはあなたなのでは?
「いえ…私は努力してます。悪いのは100%彼です。」とおっしゃる方は、このメルマガは必要ありません。
また、どこかで何かしらの機会がありましたら、お目にかかりましょう(^人^)
「努力はしてるつもりだけど、やり方が違うのかも。」「彼が私の事をどう思っているかはわかりません。」「自分の手で幸せを捨てたくない。」とおっしゃる方は、このまま、読み進めてください。
あなたと彼にとって、大事な事をお伝えしています。
では、本日もよろしくお願いします\(^o^)/
なぜ?あなたは、結果を勝手に決めてしまうのか?
- 「今、最悪な状況だから別れるしか無い。」
- 「別れたく無いけど、彼からは受け入れてもらえない。」
- 「彼を理解できない自分は彼の運命の人では無い。」
本当にそうなんでしょうか?
これらの悩みをアドラー心理学の「目的論」で分析して行くと、
- 「今、最悪な状態だから別れたい」
- 「彼が受け入れてくれない事を理由に別れたい」
- 「理解できない男とは運命を共にしたくない」
という、答えが出ます。
「なんて事言うんだ?!私はそんな事、考えた事ない!」と憤慨なさる方もいらっしゃるかもしれませんね。
あなた自身は、意識していなくても、「別れる事」を目的として物事を考えて行動するため、その通りに「別れます。」
私たち人間は、良かれ悪かれ、自分で決めた「目的」に向かって進んで行きます。
今、あなたが、彼との関係を悪化させているとしたら、それは、あなた自身が「悪化させたい」と目的を決めて行動したからです。
あなた自身の行動や発言が全て、「希望通りの結果」を引き寄せてくれているんです。
何度も言いますが、良い事も悪い事もです。
あなたはご両親の価値観を引き継いでいる
私たち人間は、3歳までに心理の基礎を築き、6歳までに「今後、どのように生きるか?」を決めてしまいます。
「どんな人と出会い、どんな場所で、どんな生活をして、お金はいくら稼いで、どんな未来を切り開いて行くか」を6歳までに決めてしまいます。
「なぜ?そのような理論になるの?」と不思議に思った方は、「あなたは6歳までにどんな人生を送るかを決めてしまう!!」をご覧ください。
この時期にご両親や周囲の大人が、子供の可能性を叩き潰した場合、「本当に欲しい未来を手に入れられない人間」になって行きます。
例えば))アイドルになりたい
私、アイドルになりたいから、オーディションを受けたい!!
6歳の頃の恋なや美
アイドルなんてバカみたいな事を言ってないで、お前は、普通にお嫁さんに行きなさい。
お父さん
(お父さん…。応援してくれないんだ…。)
恋 なや美
あなたは、小さい時に自分の人生の大きな分岐点を迎えた時、ご両親からご両親の価値観を押さえつけられて、応援をされていません。
ご両親は、あなたの事を大事に思うあまり、自分の価値観をあなたに押し付けて、あなたに自分の敷いたレールを歩かせたのです。
自分の将来を自分で決める分岐点で、ご両親に決められてしまったあなたは、そのまま、ご両親の価値観をベースに人生を歩み始めます。
もちろん、この時、
いいや!!応援されなくても、私は、アイドルになる!!
6歳の頃の恋なや美
と、自分の意志を押し通せば、なや美ちゃんは、一皮向けていた事でしょう。
ですが、その当時のあなたは、ご両親に圧倒されて、自分の意見を正直に言えずに「アイドルになる覚悟」さえも持てなかったのです。
(アイドルはあくまでも例ですけどね(⌒-⌒; ))
- アイドルになれなかったのは両親のせい
- 自分が勇気を持てなかったのも両親のせい
そして、恋愛でも、
- 彼とうまく行かないのは悪化した状況のせい
- 彼が理解できないのは彼の性格のせい
- 運命の男性が現れないのは環境のせい
あなたは、誰かや何かを加害者にして、自分が犠牲者になる事で、自分を守るためにその場から早く立ち去りたいため、急いで、答えを出そうとします。
シンプルに言えば、あなたは、
- 面倒臭い事が嫌い
- 問題の解決は人任せにしたい
- 問題を受け入れたくない
要は、あなたにとって恋愛は、「面倒臭い」「人任せ」「受け入れない」ものなんです。
あなた自身は、認められないかもしれませんが、本当のあなたには「恋愛は必要ないもの」なのです。
でも、これは、あくまでも、「今のあなた」です。
未来のあなたは、わかりません。変わるかもしれません。
ご両親の足りない応援力(サポート力)
あなたには、人様から応援をされた。という、記憶があまりないかもしれません。
よくよく考えてみると、「頑張って!」と言われた事があったり、「期待してるよ」と言われた事はあるかもしれませんが、何の条件もなく無条件に応援された記憶がないと思います。
あなたは、ご両親から、「〇〇をしなさい」「私たちのために〇〇をするべきだ」という価値観は与えられてきましたが、あなたがやりたい事を一生懸命、不自由なくできる環境を与えてもらったことはないでしょう。
与えてもらったとしても、ご両親が無関心だったり、「応援はせん!勝手にしろ!」と放置をされていたでしょう。
もしくは、
応援をしてくれていたかもしれませんが、目に見えない、あなたに気付かれないような応援の仕方をしていたでしょう。
子供の頃に受ける応援というのは、目に見える応援でないと意味がありません。
なぜなら、6歳までの子供は、「白黒思考」だからなのです。
白黒思考というのは、文字の通り、「良いか悪いか」「好きか嫌いか」「YESかNOか」を白黒思考と言います。
子供にとって応援は、「見えるか見えないか」なのです。
大人になってくると、今度、「目に見えないもの」が大事になります。
見守り力(真心)ですね。
子供の頃にご両親が、目に見えるサポートをして、子供の意思を応援している場合、子供は「応援される」事に満足します。
そのような子供は、大人になって社会に出てからも「他人は自分へ貢献してくれる」という心を持つようになりますし、親からサポートしてもらう事で、自分の好きな事ができる環境に感謝を持ち、「自分は他人へ貢献しよう」という心を持つようになります。
他人へも貢献できるし、自分も貢献してもらえる事で、「仲間意識」を持ちやすい大人になり、自分の欲しい世界でのコミュニケーションを上手にしていける人間になってゆきます。
大人が子供にするべき応援方法
- 目に見える応援
- 価値観を押し付けない応援
- 協力・サポート
大人が子供にしてはいけない応援方法
- 目に見えない気づかれない応援
- 価値観や希望を押し付ける応援
- 「ダメ」と突き放して反応をみる応援
そもそも、ご両親から応援力・サポート力を受け継いでいないあなた。
人を応援する、人をサポートするという意味・やり方を全く理解していないと思います。
だから、彼との関係を悪化させているのでしょう。
次は、その方法をしっかりお伝えしてゆきます。
意思決定は彼にさせましょう。
あなたは、彼との関係を悪化させてきた原因が自分で何だと考えていますか?
- 性格の不一致?
- 価値観の不一致?
- 性の不一致?
実は、どれも違います。
「自分で全てを決めてきた事」です。
だけど、
「決めた事に責任を負わなかった事」です。
あなたは、良かれ悪かれ、自分の想い通りの人生を歩んできたにも関わらず、それを認めず、周囲のせいにしてきました。
彼が考えなければならない事も、あなたが考えて、結論を出して、彼に指摘したのです。
彼はあなたから、考える時間を奪われ、結論を奪われ、意思を無視されてきました。
あなたが、小さい時にご両親からされていた事を彼にしている状態です。
私たち人間はどちらかです。
- 他人に両親からされてきた事をする人間になるのか?
- 他人に両親からされなかった事をする人間になるのか?
ご両親からされた事を彼にするという事は、あなたがご両親から受けた苦しみを彼に味合わせる事になります。
彼とあなたの二人にとって、両親からされた事を彼にする人生と、両親からされなかった事を彼にする人生では、どちらが、豊かになると思いますか?
それは、あなたが、一番知っているはずです。
今のあなたの状況はどうでしょう?
「幸福ですか?」それとも、「今の状況から抜けだしたいですか?」
あなたは、自分の事も彼の事もあなた一人で考えて結論を出そうとしています。
だけど、
彼の事まで、考えてあげる必要はありません。
彼は、彼なりに考えて、彼なりに彼の時間を使って、結論を出します。
あなたも彼に言いたいことなど、たくさんあると思います。
言いたい事は「嘘・ごまかしのない本当の心」なら、何を言っても構いません。
その結果を彼がどう捉えるかは、彼を信頼してしっかり任せて行きましょう。
あなたが、自分の言葉を彼のせいにせず、しっかり自分の責任として捉えるように、彼にもしっかりと自分の責任は自分でとってもらいましょう。
では、次に、そんなあなたが、今を脱出するために、身につけておくべき方法をお伝えします。
結果を決める前にあなたがする事とは?
① 両親の価値観ではなくあなたの価値観で動こう
本来の自分と向き合って、本来の自分がどのような人間なのか?をしっかりと自己分析して行きましょう。
- 両親から言われたからしていた事はないか
- 不本意だったけどしなければならないと感じていた事はないか
- いつも、その行動をすると失敗する行動はないか
それは、全て、ご両親から受け継いだ価値観です。あなたの価値観ではありません。
例えば))
- そもそも、おっとりした性格なのに両親から「早くしなさい!」といつも叱られていたからしっかりしなきゃ
- そもそも、利発的な性格なのに両親から「うるさい。静かにしてなさい。」といつも叱られていたから利発な性格を抑えなきゃ
- そもそも、他人にあまり興味のない性格なのに「隣の〇〇ちゃんはいい子なのに…。」と比べてられていたから〇〇ちゃんより良い子でいなきゃ
と言うように、親の価値観が混じっていても、そもそものあなたがどんな人間性だったのかはわかります。
人間って、どんなにメンタルトレーニングをしたところで、そもそも兼ね備えている人間性の根本は変わりません。
親の価値観に惑わされた人生を送っていても、本来の自分は何も変わらないんです。
じゃ〜。
変わらない、そもそもの自分がせっかくいるんだから、わざわざ、ご両親の価値観で動かなくてもいいんじゃないかな?
- おっとりしてるんだったら、おっとりしてていいんじゃない?
- 利発だったら、利発でいいんじゃないかな?
- 他人にあまり興味がないなら無いでいいんじゃない?
両親の価値観を取り払って、本当のあなたでいる事が何よりも大事です。
② 嘘・ごまかしのない本当の心を彼に伝えよう
彼とあなたの二人の間で問題が発生すると、「彼に言いたい事」って出てきますよね?
- 私の事、ちゃんとみてよ
- 私の話をちゃんと聞いてよ
- 私の苦労をわかってよ
- 私の悲しみをわかってよ
色々、彼に言いたくなる事が出てくると思います。
言いたい事は言っていいのですが、上記の感情は全て「2次感情」です。
彼に伝えるべきは「1次感情」でなければ意味がありません。
2次感情とは…2番目の感情
1次感情とは…1番目の感情
彼に伝える時は、1番目の感情をそのまま伝えましょう。
では、1番目の感情とは何か?
ごめん。。週末は忙しくてご飯にいけないよ。
愛 され男
ええええええ??なんで??…楽しみにしてたのに…。(これは、2次感情です。)
恋 なや美
ーーーーーーーー
ごめん。。週末は忙しくてご飯にいけないよ。
愛 され男
あ…寂しい。(これが、1次感情です。)
恋 なや美
なので、本来、彼に伝えなけれなならないのは、1次感情なので、
ご飯いけないの…寂しいな。
恋 なや美
1次感情をしっかり彼に伝えます。
そうする事で、あなたの本心を彼に伝える事ができます。
「楽しみ」にしていた気持ちも嘘ではありませんが、「寂しい」という1次感情を隠している発言になるため、本心をごまかした発言になります。
アドラー心理学では、このように本心をごまかした心を「人生の嘘」と言います。
「人生の嘘」が、定着してしまうと…ずーっと自分の本心をひた隠しにして、嘘をつき続けることになりますので、自分自身を追い込んで辛くなってゆきます。
「人生の嘘」のない人生は、素晴らしいものになるでしょう。
あなた自身の本心をいう事で、「応援力」「サポート力」がついてきます。
今日、会社で失敗した…クビになったらどうしよ…。
愛 され男
あれま??そんなあなたをみていると不安になっちゃう。
恋 なや美
上司から、良い評価をもらったんだ!頑張るぞ!!
愛 され男
よかったね♪私も嬉しい♪
恋 なや美
ただ、自分の本心をいうだけです。
「会社で失敗?何してんの?クビとか…最悪…。」なんて、余計な2次感情は言わなくていいのです。
ただ、「クビとか言わないでよ…不安になっちゃう。」とだけ、彼に伝えればいいんです。
それだけで、彼を応援して、サポートしています。
1次感情のみを彼に伝えて、しっかり、サポート力をつけてゆきましょう。
まとめ
あなたの結果を決めるのはあなたですし、彼の結果を決めるのは彼です。
二人の結果を決めるのは、互いの結果が出揃った時であって、あなた自身でイソイソと結果を出してはいけません。
自分は結果を出しているのに、相手が結果を先延ばしにしているとイライラする気持ちもあると思います。
だけど、
彼の結果は、彼のペースじゃないと結果をだす事ができません。
あなたはただ、そんな彼に対して、常に人生の嘘をつかずに1次感情を伝えていく事です。
言いたいことは、1次感情をしっかり伝えて、あなた自身の本心を彼にわかってもらいましょう。
【恵りょう子のYouTube講座】
https://youtu.be/5yUSGvEIc8w
本日も最後まで、お読みいただきありがとうございました。
また、書きます\(^o^)/
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