役割を分けると悪化した関係も良好になっていく!!『男の役割』VS『女の役割』

こんにちは♪( ´▽`)
修復恋愛心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
今日は、『男性の役割』『女性の役割』についてお伝えしてゆきます。
このブログは、男女関係を悪化させてしまい『修復』を希望している女性へ向けたブログになります。
「私には関係ないわ。」という方には、一切、必要のないブログですので、また、何かしらの機会がありましたらお目にかかりましょうm(_ _)m
男女関係を悪化させてしまうカップルの多くが、役割分担が出来ていません。
女性の役割に首を突っ込んで女性を怒らせてしまっている男性や…。
男性の役割に首を突っ込んで男性を怒らせてしまっている女性…。
双方の間に、『境界線』が全く引けておらず…。
『親しき仲にも礼儀あり』が、崩壊してしまっている形になっています。
どうして…関係を悪化させてしまうカップルは、互いに境界線が引けず、相手の役割を無視して、ズカズカと土足で踏みにじってしまうのか?
今日は、互いの役割分担の方法や『そもそも、役割って何をしたらいいの?』という疑問を解決してゆきます。
では、本日も最後まで、宜しくお願いしますm(_ _)m
『男性の役割』『女性の役割』とは?
まずは、『男性の役割』と『女性の役割』を見てゆきましょう。
⑴男性の役割
男性の主な役割
- お金を稼ぐ
- 家族の生活と安全を整える
- 大黒柱として存在する
- 女性に『種』を託す

外側の丸が『男性』になります。
社会に出て、お金を稼ぎ、家族の生活と安全を整え、大黒柱として存在する。
繁栄を考えた時には、奥さんである女性へ『種』を託し、育んでもらうのが、男性です。
よって、男性の役割というのは、『社会と繋がりながら家族を守る事』が一般的な男性の役割です。
*「女性だって社会とは繋がっている…。」という意見が聞こえてきそうですが、それはまた、後ほど、説明します。
このような役割を持っている男性が大事にしているものが2つあります。
【男性が大事にしているもの】
- 学ぶ力
- 社会を生き抜く力
知識がなければ、守りたい存在も守れない。
社会を生き抜く力がなければ、守りたい存在は守れません。
この2つを意識的に考えて動いている男性は、少ないかもしれませんが、男性の中にある『普遍的無意識』には…。
- 男たるもの負けてはいけない
- 男たるもの大事な物を守らなければならない
- 男たるもの強くなくてはならない
- 男たるもの賢くなければならない
という、人と自分を比べた時に顕著に出てくる『自尊心』の強さが伺えます。
なので、男性は、精神的に長時間叩かれ続けると…女性に比べて、精神の弱りが早い傾向にあります。
- 「負けてはいけない」のに負けてばっかり…
- 「守らなくてはいけない」のに守れない…
- 「強くなくてはならない」のに強くない…
- 「賢くなければならない」のに賢くなれない…
様々なジレンマが続いていくと…男性という生き物は、すごいスピードで弱ってゆきます。
特に日本人男性は『大和魂』のような物を先祖から叩き込まれている家庭も多いので、『自尊心』の高い男性が多いです。
⑵女性の役割
女性の主な役割
- 家族の心身の健康と衛生面を守る
- 地域に溶け込み住みやすい環境を整える
- 補佐役として存在する
- 男性から『種』を貰い子孫を繁栄させる

内側の丸が『女性』になります。
家族の心身の健康と衛生面を整え、地域に溶け込み家族が暮らしやすい環境を整えてゆきます。
家族の補佐役として存在し、繁栄を考えた時には、夫である男性から『種』貰い、子孫を繁栄させていくのが女性です。
よって、女性の役割というのは、『地域と繋がりながら家族を暮らやすく』するのが一般的な女性の役割です。
*女性は、社会という大きなカテゴリーではなく、社会の中でも『地域』という狭い範囲での社会進出を得意とし、その中で家族を守ります。
このような役割を持っている女性が大事にしているものは4つあります。
【女性が大事にしているもの】
- 触れ合い
- 分かち合い
- 仲良くする
- コミュニケーション
地域や周囲と触れ合って、分かち合って、仲良くして行かなければ、守りたい存在も守れない。
円滑なコミュニケーションをとっておかないと、守りたい存在は守れません。
この4つを意識的に考えて動いている女性は、少ないかもしれませんが、女性の中にある『普遍的無意識』には…。
- 女たるもの理解が大事
- 女たるもの共感が大事
- 女たるもの共存が大事
- 女たるもの守りが大事
という、人と自分を比べるような『自尊心』ではなく、「大事な存在を守りたい」という『母性』の強さが伺えます。
なので、女性は、精神的に長時間叩かれ続けても「大事な物を守るためには仕方ない事。」と割り切る事ができ、男性に比べて、精神の弱りが遅い傾向にあります。
- 大事な物を守るためには「忍耐」も必要
- 理不尽な環境でも生きるためには「歩み寄り」も必要
- 出る所と引く所を見極める判断力も必要
「妥協をする」という事を比較的、受け入れやすい脳の使い方をするのも女性の特徴です。
特に日本人女性は『大和撫子』のような考え方を先祖から受け継いでいる家庭も多いので、『妥協・我慢』強い女性も多いですね。
【男性の役割】
学ぶ力・社会を生き抜く力を手に入れ、大事な存在を守れる大黒柱として存在する事。
【女性の役割】
近しい人間とのコミュニケーションを重視し、大事な存在が生活しやすい環境を整える事。
今は、時代が変わりつつありますし、「詰め込み世代」と「ゆとり世代」の格差も大きくなってきています。
この項目を読んで、「昔気質の考え方だ…」と否定的な声をあげる方もおられるかもしれません…。
今は、女性がどんどん社会進出をしてきて、男性の役割が脅かされてきていますからね(・_・;
女性が自立している国は、『結婚率』は低いですし、『離婚率』が高い傾向にあるのも事実です。
現に、男性を必要としていない女性も多いです。
しかし、男女が共存していくにあたり、『理想の役割分担』として、この考えに私はたどり着きました。
女性が社会に進出するのは喜ばしい事ですが、進出と同時に…男性と比べて女性の『役割』が増えている事も否めません。
役割分担が出来ずに関係を悪化させる原因。
最近では、『専業主夫』なんて言葉もありますので、役割分担も『出来る方』が得意分野に進むのはなんら問題はありません。
ですが、
男女関係を悪化させているカップルの多くが、女性が男性の役割をぶんどり一人で何でもやってしまおうと行動したり…。
男性が、女性の役割に首を突っ込んで口うるさく小言を並べたりしている傾向にあります。
「ここからここまでは私がやる!」「ここからここまでは俺に任せろ!」という『境界線』が曖昧で、なんだか、ナァナァになってしまって、役割が分担されていないカップルは互いに相手に対して不満を多く抱えている傾向にあります。
では、この項目では、『なぜ?あなたは、彼との役割を分担出来ずに関係を悪化させていくのか?』をお伝えしてゆきます。
⑴ 彼は自分と同じだと思っている
あなたが彼と役割分担ができず、彼との関係を悪化させている原因として『自分と同じ』だと思っている事が原因です。
シンプルに考えれば、あなたと彼は同じではありません。全く違う生き物でしょう?
あなたが彼を『同じ』だと考えてしまう原因として…あげられるのは…
- 同じ地球に住んでいる
- 同じホモ・サピエンスである
この2つの理由からです。
ですが、よーーーーく考えると分かると思うのですが…。
同じ地球に住んでいて、同じホモ・サピエンスだからと言って…『考え方も同じ』とは限りません。
似たような考え方はする場合もあるかもしれません。ですが、『同じ』とは限りません。
あくまでも、彼とあなたは同じ地球上に生息している同類というだけの接点しかありません。性別も違いますしね(・_・;
結局は、同じ地球上には住んでいる同種だけど、『宇宙人』という事になります。
考え方も行動も違う宇宙人に対して、「私と同じように動いてよ。」「私と同じように考えてよ。」なんて要求したところで…。
表面上、「わかった。」とはいうと思いますが、『心底、わかっているか?』は分かりません。
結局は「わかった」気になっているだけで、時間が経過すると、元の彼に戻った…(・_・;という事も多いですね。
⑵ したくない事を彼にさせようとする
「したくない事を彼にさせようとする」…コレも、関係悪化の原因になります。
したくない事を『しない』と決めるのは悪いことなの?
恋 なや美
と、思った方もおられるかもしれませんね。
出来る事を『したくない』という理由で、彼にさせようとする部分に問題があります。
『出来る事』というのは、あなた自身が行動すべき課題になります。
と、いうことは、『出来る事』というのは、あなたの役割になります。
例えば))彼と二人で穏やかに暮らす環境を整えるのがあなたの役割だったとします。
最近、俺たち喧嘩が多くない?
愛 され男
それは、され男くんがいつも、不機嫌だからでしょ?
恋 なや美
俺を不機嫌にさせているのは誰だよ…。
愛 され男
なにそれ?され男くんがいつも私を不機嫌にさせるんでしょ?治したら?
恋 なや美
互いに「非」をなすりつけあっています。この場合、なや美ちゃんの役割は二人が暮らす環境を「穏やか」に整える事だった場合、「喧嘩の多い現状」をされ男くんに『治したら?』なんて、いうのはおかしいですね。なや美ちゃんは、自分ができる事(しなければならない事)をされ男くんにさせようとしています。コレでは、上手くいく物も上手くいきません。
自分の役割を「面倒臭い」等の理由により『したくない』と放棄し、相手にさせようとすれば、必ず、反発が待っています。
【女性がよく男性にさせようとする事】
私を大事にして・幸せにして
自分を大事に出来るのは自分しかいないのに相手に自分を大事にさせようとします。
自分が相手を大事にしているか?は…棚に上がっている場合が多いですね。
あなたが変わって
変わる変わらないを決めるのは相手の自由です。
相手の自由を無視して「あなたが変わってよ。」と相手を変えようとします。
自分は変わらない気満々な場合が多いですね。
男女関係が悪化する原因は、「彼と自分は同じだ」と思っている事と「やらなければならない事を相手にさせようとする」事です。
相手と自分は違う、自分がやらなければならない事は自分がするという具合に、当たり前の事を当たり前に出来る様になると、自然と関係も修復してゆきます。
まとめ:役割分担の大切さ。
役割分担で大事なことは、まずは、あなた自身の役割を『しっかり』決めていくことです。
- 稼ぐ
- 家族の生活を守る
- 家族旅行・レジャーの準備
は、俺に任せろ!!!
愛 され男
- 食事・掃除・洗濯・買い物
- 子供の世話
- 近所付き合い
- 週3回のパート
- 貯金
は、私に任せて!!
恋 なや美
子供の事で問題が起こった場合は、まずは私の話を聞いて。それから、解決策を考えていこう。
恋 なや美
わかった。
愛 され男
しっかりと、互いの役割を明確にしてゆきます。
境界線がしっかり引けていない…役割もしっかり出来ていない…場合は、
例1))
なや美のパート代月にいくらだっけ?俺、今月、お小遣い少ないから…ちょっと、足してくれない?
愛 され男
えええ…。自分のお小遣いは、自分の稼ぎから出してよ…。私だって、買いたい物あるのに…。私の稼ぎなんだよ…。
恋 なや美
例2))
今日は、疲れてるから家事手伝わなくていい??
愛 され男
えええ?休みの日は、家事手伝ってって言ったじゃない?なんで、そんな事言うの…いい加減にしてよ…。
恋 なや美
と、互いの行動が曖昧になって、互いの役割を土足で荒らす様になってゆきます。
コレでは、「貯金したくても出来ない…。」「立派に子育てしたいのに出来ない。」という悩みに繋がりそうですし、毎回こんなんじゃ…違いに不満が溜まってきます。
今回は、分かりやすいように家庭内での問題を例としてあげましたが、独身同士のカップルでも同じです。
- あなたの役割はあなた自身がしっかり責任を持ってやる。
- 彼にあなたの役割を押し付けてさせようとしない。
この2つが出来る様になれば、あなたと彼は、自然と悪化した関係から抜け出す事が出来るようになってきます。
まずは、あなた自身が『何をするのか?』を決めて行動することが大事です。
決めた事は、彼に押し付ける事なく、しっかり、自分自身でやりましょう。
基本的に、あなた自身の事は、すべて『あなたの役割』になります。
あなた自身以外の事は「これは私がする!」とあなたの役割として決めてしまいましょう。
そうする事で、彼と役割の押し付けあいをして関係を悪化させる事がないようになってゆきます。
【恵りょう子のYouTube講座】
準備中
では、最後まで、お付き合いいただきまして、ありがとうございますm(_ _)m
また、書きます♪( ´▽`)