あ〜〜我慢できない!!彼に「 一言物申してやろう !」と思う前に必ずこちらをお読みください。

こんにちは(^ ^)
修復恋愛心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
あなたは、彼に「 一言物申してやろう !」と思った事はありますか?
そして、実際に「一言物申した」事はありますか?
あなたが彼に言いたい「一言」というのは、どんな言葉ですか?
彼に負けたくないから出る言葉ですか?
彼に責任を押し付けるための言葉ですか?
「 一言物申してやろう !」という言葉は、「抑圧」を意味します。
「この一言で押さえつけてやろう!」という心理の表れです。
「相手を押さえつけたい!」という心理はどういうものか?
- 相手に謝らせたい
- 相手に自分のいう事を聞いてもらいたい
- 相手に責任を押し付けたい
このような心理が入っています。
相手に「ごめんなさい。私が間違っていました。」と言わせたいんですよね??
相手に問題がおこった責任を取らせたいんですよね?
人が人に責任を押し付ける時は、必ずと言っていいほど「理由があります。」
この「理由」は男女関係のトラブルなどでも起こります。
人はなぜ、責任を押し付けようとするのか?
人はなぜ、責任をとることを敬遠するのか?
今日は、人に責任を押し付けてしまう人の心理を一緒にお勉強して行きましょう。
人はなぜ、責任を取りたがらないのか?
あなたと彼の関係を客観的に見た時に、彼は自分に対して責任をとってくれる人だと思いますか?
そして、
あなた自身は、彼に対して責任を取れる人だと思いますか?
もし、あなたが彼を見た時に、「この人…私のためには責任取らないかも…。」と思ったとしたら、それにはどんな理由が隠れているか、気にした事はありますか?
世間一般的に「責任」という言葉は、非常に重たいものです。
「あなたには責任感がありますか?」なんて聞かれたら、「あるような…ないような…あって欲しいけど、あまり巻き込まれたくないような…。」と曖昧にしておきたいのが「責任感」だったりします。
もちろん、「私、やるときゃ!やるんです!!」と皆、言いたいとは思うんですけど。
本当に本気出してやらないといけない時に限って、だいたいの人が芋引きます…。
「芋引き」とは、博多の方言で、「怖気付く」という意味です。
要は、実際に自分が責任を取らないとならない出来事が起こると、ビビって尻込みしてしまうのが人間です。
あなたの周囲にもいらっしゃるかと思いますが、普段は態度がデカイくせに、責任のある仕事を任された時だけ「ね〜手伝って…。」と猫撫で声で頼んでくる同僚。
仕方なく手伝ってあげると「それは、違う!これは、違う!」と上から目線で指示し始め、ちょっとミスをすると「○○さんがした仕事なんで私知りません。」と知らぬふりをする。
↑
こういう人いますよね?
与えられた仕事に責任を持っていないから安易に他人を巻き込みますし、仕事に対しての真剣さもないから協力者がミスをした時には知らん顔します。
こういう人間に仕事を与える側にも問題はありますが、会社も1人の人間を社会人として育てる役割もありますから、こういう人間でも仕事を与えないという選択はありません。
どんな人間だろうが、会社に存在してしている限り、何かしらの仕事が与えられます。
人は、どうして責任を取りたがらないのか?
それは、誰かの後ろにいる事で守られて世間の標的になりたくないからです。
責任をとらない人はどんな理由を持っているの?
「責任」をとらない人というのは、少なからず何かしらの理由を持っています。
「責任を取りたくない理由」です。
どんな理由を持っていると思いますか?
- 面倒臭い
- 目立ちたくない
- 自由でいたい
- 今の状況を変えたくない
- 人の後ろに隠れていたい
- 窮地に立つのが怖い
「責任を取りたくない人」というのは、「責任を取らない理由」があります。
しかし、人間は矛盾している生き物で、責任を取らない理由を持っているくせに、責任を取れない自分は恥ずかしいので表に出したくありません。
恥ずかしい事は、隠そうと必死で頑張ります。
そこに、責任を取りたくない人が抱える矛盾が生じます。
⑴ 「責任を取りたくない人」が抱える矛盾
責任を取りたくない人は、責任を取れない自分を「恥」として考えています。
責任は取れないけれども、責任を取れない自分の事は周囲にバレたくありません。
だから、一生懸命の言い訳をつけて隠そうとします。
隠す時に、自分にとって不都合な事が出てきます。
それは、相手の価値感と自分の価値観の違いです。
自分の「恥」を隠したい人間にとって、他人の価値観が非常に厄介で邪魔な存在になります。
例えば、「彼の携帯をこっそり見た。」としましょう。
携帯を見た事は彼にはバレたくありません。
バレないように隠します。
ですが、彼にバレてしまいました。
彼が、「携帯見ていいよ〜」という人だったらセーフですが、「携帯を勝手に見るなんてサイテー。」とう価値観の持ち主だったら?
都合悪いですよね??
こういう時、あなただったらどうしますか?
- 「携帯を見られる方が悪いんじゃない?」
- 「携帯見られても仕方ない行動してるからでしょ?」
と彼を「抑圧」してしまう場合があります。
彼の携帯をこっそり見たという事は、「怪しい…」と思う事を彼がしたからかもしれませんが、だからといって『携帯を見てもいい』には繋がりません。
プライバシーの侵害などもありますからね。
責任を取りたくない人が抱える矛盾というのは、私はOK!あなたはNG!になります。
本来ならば、
「あなたの事が信じられないから携帯を見ました。」と言う自分の行動に責任をもつ選択もできますが、
それを言うと別れがきてしまうかもしれない恐ろしさから、本心を隠す選択をしてしまう事もあります。
私はOK!あなたはNG!
あなたがした事は非難されて当たり前の事ですが、私の行動を誘発したのはあなたの責任ですからね。
と、現状の問題の責任が「彼であって欲しいと願う」事が矛盾の発端です。
男女間のもめ事の大きな原因は、互いの価値観を認め合えない事です。
私もOK!あなたもOK!と互いにOK同士だったら、価値観の違いから問題に発展する事はありません。
しかし、
私はいいけど、あなたはダメよ。と言うのは、正直、話になりませんし、問題を抱えやすい関係を作ります。
互いにOK!OK!の関係を作っていくには?
互いにOK!OK!の関係を作っていくには、大事な事が2つあります。
- 彼の価値観と自分の価値観は違うものである事を認識する
- 彼の価値観を許せない自分に疑問をもつ
彼の価値観とあなたの価値観は、言わずもがな全く違います。
「価値観の不一致」なんて言葉も世の中には出回っていますが、価値観なんて、皆、不一致です。
あなたを育ててくれた親とだって価値観の不一致を感じる時があるでしょう?
あなたと出会うまで、他の環境で育ってきた彼と価値観が違うのは当たり前です。
そして、
彼の価値観に疑問を持っている自分に対して、
「なぜ?彼の価値観が理解できないのか?」
「それって理解する必要があるのか?」
という疑問を自分に投げかけてみる事が大事です。
では、ここまでをまとめてみると…
- 「一言物申す」は抑圧を意味する
- 相手に謝ってもらいたい心理の現れ
- 責任を取らないのには理由がある
- 誰かの後ろで守られていた方が楽
- 責任を取りたくない人は矛盾を抱える
- 私はOK!あなたはNG!
- 私はOK!あなたもOK!が好ましい
- 男女問題は価値観の違いが原因で起こる
- 互いの価値感は違って当たり前
- 彼の価値感を許せない自分に疑問をもつ
ここまでのお話をまとめてみるとこんな具合になります。
男女関係の問題って、彼とあなたの問題だと思うでしょう?
「二人の問題なんだから!!二人で解決!」と思うでしょう?
でも、実際は、「あなたの問題」なんです。
あなたの問題に彼を巻き込んでいるだけなんです。
それは、彼も同じ。
彼の問題にあなたは巻き込まれているだけ。
互いに互いを巻き込んで、てんやわんやになっているだけです。
あなたの問題をあなた自身が解決できたら、
あなたと彼の問題もスルスルスルっと解決します。
あなたは、彼に対する自分の行動に責任持ってますか?
- 彼が私に対して責任とってくれない
- 彼が私を大事にしてくれない
いろんな悩みがあるかもしれませんが、
あなた自身はどうですか?
あなたが、彼との問題を「彼のせい」にしなくなった時、
あなたと彼には、健やかな幸福が訪れるでしょう。
彼に対して、しっかり責任持って接して行きましょう!!
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準備中
では、また書きます。
本日もありがとうございました(^ ^)