男女関係に波乱を招く「飽き」という厄介な心理。

こんにちは♪( ´▽`)
修復恋愛心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
このブログは、男女関係を悪化させてしまい修復を希望する『女性』へ向けたブログになります。
その他の方には、あまり必要のないブログになりますので、このまま、読み進める・読み進めないは、ご自身で判断してくださいm(_ _)m
必要な方は、読み進めてください。
今日のブログは、「飽き」についてお伝えしてゆきます。
「彼と交際中なのに…飽きる訳ないじゃない…。」とお考えの方も多いと思います。
しかし…
彼との関係を悪化させてしまうという事は「飽き」が非常に関係しています。
今日は、どうして「飽き」が来ると、男女関係が悪化してしまうのか?
「飽きた関係」を修復していく事は出来るのか?
お伝えしてゆきます。
最後まで、どうぞ、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
「飽きる」とは…
あなたはこんな経験ないでしょうか?
ね…どっか遊びに行こうよ…。
恋 なや美
家でよくない?俺、疲れてるから家にいたい。
愛 され男
うぅぅ…。つまんないの…。最近、マンネリしてて、ツマンナイんだよね。何か楽しい事ないかな…。
恋 なや美
彼以外の男性を探そうと思う訳ではないけれど…「刺激的な事」が何か起こらないか…『期待』をしてしまう。
二人の関係に「刺激」を注いでくれない彼に対して、漠然と『不満』を持ってしまう。
なんだか、自分の理想の彼との関係像にならないので、不満が増殖して、彼にイライラするようになって来る。
あなたは、このような経験をした事があると思います。
飽きという言葉を辞書で引くと…
もう十分で嫌になる
と、書いてあります。
私達人間は「ゲシュタルト」という「破壊の心理」を持っています。
「ゲシュタルトって何?」と思った方は、下記をご覧ください。
ゲシュタルトを簡単にいうと…
変化のない日常を過ごしている「刺激」が欲しくなる
「刺激」が欲しくなって行動に移す事
を、ゲシュタルトと言います。
「ゲシュタルト」自体は、誰しもが持っている心理なので、なんら問題ではありません。
誰しもが、マンネリした変化のない日常を過ごしていると…旅行に行きたくなったり、お酒を飲みに行きたくなったりするものです。
ゲシュタルトは定期的に起こるものなので、私達人間は、定期的にリフレッシュをして、日常を保ちます。
ゲシュタルトを使って、マンネリから抜け出し、資格を取って、事業を起こしたりする人もいますね。
ゲシュタルト自体は、悪い心理ではありませんから、ゲシュタルトを上手に使って、自分を成長させていけば、問題はありません。
問題なのは、「ゲシュタルト」の使い方です。
「ゲシュタルト」とは、先ほども言ったように「破壊の心理」になります。
「破壊の心理」は、良い事も悪い事も無差別に破壊してしまいます。
たまにニュースなどで、大学教授の痴漢事件などが報道される事があります。
大学教授になれるほど、勉強をして、立派な成績を収めてきた人が、痴漢事件を起こして人生をダメにしてしまう事もあります。
これは、大学教授が日常に「飽き」を感じ「刺激」を求めた結果、自分の人生を充実させるためにゲシュタルトを「悪」に使ってしまったというものです。
その逆も然り、
30歳を超え、独身・彼氏無しの女性が、一念発起して婚活をする決意をしました。
結婚するためには、『自分のライフスタイルを確立し、男性と共存する技術を学ばなければならない』と勉強を始めました。
ライフスタイルを確立し、男女の共存の心得をマスターした時、彼女は運命の男性と出会い、結婚しました。
これは、30歳独身女性が、これまでの生活に「飽き」を感じ「変化」を求めた結果、自分の人生を充実させるためにゲシュタルトを「善」に使うというものです。
「ゲシュタルト」の使い方には、「善」と「悪」があります。
ゲシュタルトを「善」に使うと自分自身を成長させて、今よりもワンランク上の世界に向かう事ができます。
ゲシュタルトを「悪」に使うと自分自身を堕落させて、最低ラインの世界に向かってしまいます。
「飽き」を感じて「刺激」「変化」を求める時に、あなた自身が、何を選択するのかで、あなたの未来が大きく変わってゆきます。
「飽き」は誰しもが、持っている心理です。
しかし、
その「飽き」を上手に使って、『自分自身を成長させて行くのか?』「飽き」を使って、『自分自身を堕落させて行くのか?』は、あなた自身にかかっているんです。
「飽き」が招く最悪な事態
「飽き」だけを大まかに切り取ると、「飽き」が招く最悪な自体は「犯罪」です。
男女関係において「飽き」が招く最悪な自体といえば…言わずもがな…
- 浮気
- 不倫
- 略奪愛
だいたい、こんな感じでしょうか。
「別れ」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
中には、彼や夫に黙って、風俗勤務をする女性も多いです。
要するに…「別の男性に意識を向けてしまう」という事です。
私は個人的には、「周囲を傷つける覚悟があって、自分も傷つく覚悟があるなら、不倫自体は、やりたかったら勝手にやったらいいんじゃない?」と、思っています。
不倫や浮気自体…しっかり「けじめ」をつけない限り、誰も幸せにならないものですし、一番、被害を被るのは子供だったりするので…その覚悟があるなら、やればいいと思います。
しかし、残念ながら…浮気や不倫というのは…「絶対バレない」ものではありません。
必ず…露見します。
自分が必死に隠していても、どこかから漏れたり…自分が普段出している雰囲気が変化し、相手にバレてしまうものです。
中には、パッと見ただけで…「私、不倫してます」と顔に書いてあるような人もいますね(・・;)
結局のところ、バレてしまうんです。
このように、ダメと分かっている事を「刺激欲しさ」に行動して…露見してしまい…。
自分を堕落させる方の心をアドラー心理学の「目的論」を用いて解釈をすると、「露見したい」という目的を持っている事が分かります。
目的論とは…
人間の行動は全て「目的」へ向かって行動している
と、いうものです。
「バレたくない」という心は、目的論では「バレたい」になります。
結果、バレてしまったとしたら…それは「バレたかった」のです。
マンネリした日常を打破するためには、不倫や浮気をして『波乱を起こしたい』という目的を持っています。
このように…
- 悲しみ
- 苦しみ
- 不安
が、入り混じる「波乱」を求める方の多くが、男女関係を悪化させてしまう方には多いんです。
言い方は悪いですが…いわゆる…「不幸好き」という方々です。
人間誰しも「ドキドキしたい」「楽しい事したい」と遊び心を持っているものです。
しかし、その遊び心が…自分を傷つけ、相手を傷つけ、周囲を傷つけてしまうような行動になってしまうと…
自分が大事にしてきた物、全てを失ってしまうという…なんとも…悲しい結末が待っています。
本来なら、私たち人間は、これまで築き上げてきた自分に取って大事な物は思い出や実績となって手元に残し、更なる未来へ向けて、前進して人生を最良のものにしながら、死に向かって歩くように…生活したいはずなんです。
だけど…「不幸好き」な人生を選択してしまったがばかりに…
これまで築き上げてきたものをぶっ壊して、全てを捨ててしまって、手元には欲しかった物は何も残らず…納得の行かない人生を生き、死に向かって歩いてしまう…。
波乱万丈なので、たくさんの男性経験と苦い恋愛経験はあるれど、心からの幸福を感じる経験をした事がない…。
世の中には、このような一生を送る人も少なくありません。
これが、「飽き」という心理が招いてしまう最悪の事態になります。
「飽き」てしまった事によって、自分の人生を堕落させてしまう事があるんです。
「飽き」を解消する方法
これまで「飽き」の悪いイメージばかりを解説してきましたが、「飽き」という心理は、悪いだけのものではありません。
「飽き」を上手に利用すると、自分自身を成長させ、ワンランク上の世界に進んで行く事ができます。
私たち人間は「飽き」ると、『別の楽しみを探そうとする』します。
彼という大事な存在がいながら…別の楽しみを探そうとするわけですから…彼からしてみたら…面白い話ではありません。
むしろ、あなたに裏切られた…あなたに飽きられた…あなたに見捨てられた…とあなたへの信頼を失ってしまうでしょう。
ですが、
『別の楽しみを探そうとする』事を…彼への裏切りではなく、彼を攻略する方法に使うとどうでしょう?
あなたは、彼の全てを知っていて…「飽き」ているのでしょうか?
ある一部分だけを切り取って、「私を楽しませてくれない」と判断し、飽きているだけではないでしょうか?
あなたが知らない彼の一面というのは、まだまだ、たくさんあって、死ぬまで全てを知る事は出来ないくらいあります。
あなたが、見て「飽きて」いるのは、彼の一部分だけです。
「飽きる」のならば、彼の全てを見て、彼の面白さ、彼の不思議さ、彼の愉快さを探し出してください。
そのためには、あなたの価値観で彼をみるのをやめなければなりません。
あなたの価値観なんて、別人である彼には、何一つ通用しません。
意見が合う時というのは、表面上の意見が一致しているだけです。
人間の奥底の心理はわかりません。
彼の心理があなたには分からないように、彼にもあなたの心理は分からないんです。
彼とのマンネリを解消するには、あなた自身が、もっと、彼の事を真剣に観察し、研究していく必要があります。
それが、出来ないのであれば、残念ながら、彼はあなたの運命の人ではありません。
飽きを解消する方法
- 彼を観察・研究する
- 飽きを「善」に使って自分が成長する
以上の2つを意識しながら、彼に接してゆきましょう。
彼とマンネリになっているのは、彼が面白くないからとか、彼がツマンナイからではありません。
あなた自身が彼の一部だけを切り取って、彼に「飽きて」しまっている証拠です。
彼をもっともっと研究して、彼の面白さ、彼の凄さ、彼の偉大さをしっかりと探し出してください。
これが、「飽き」を解消する方法です。
まとめ
美人の教室は、当初…真剣に婚活して、運命の人を探している女性向けの教室だったのですが…最近、彼や夫との関係も悪化している、不倫相手・浮気相手との関係も悪化している…というような、八方塞がりなタイプの女性からのご相談が非常に多い教室になって参りました。
人類学というか…動物学的にいうと…哺乳類のメスというのは…浮気性です。
「この男ダメかも…」と思ったら、「別の男性を探す」というのは、本能にインプットされています。
動物社会だと、メスから「ダメ男」のレッテルを貼られたオスは、群れを追い出されてしまい、別の強いオスがリーダーとなるわけです…(・・;)
メスはより強いオスの子孫を残したがるので、1匹のオスに複数のメスというような群れを作ります。
だけど、
人間社会は、そうじゃないです。
一夫多妻制の人種もありますが…日本では、一夫一婦制ですからね(・・;)
人間社会も元々は、一夫多妻制だったものを…自尊心の問題からか、一夫一婦制にしている国が多いです。
人間は他の動物よりも圧倒的な知能を持っているがゆえに…本能を抑える事が出来るので、一夫一婦制でも自制していく事が出来ます。
人間自体が、「パートナーは1人がいいのではないか?」と決めたのに…「飽きた」という理由で「他を探してもいい」というのも…若干、おかしな話です。
それなら、最初から、複数人との交際をして、結婚という制度にとらわれない生き方をしてもいいはずです。
だけど、人間は「婚姻届」という紙切れ一枚を欲しがったりします。
「婚姻届」という紙切れ一枚での夫婦としての契約関係を希望しているとしたら、「飽きた」からといって「別を探す」というのは…おかしな話なのではないか?と、私は個人的に思っています。
夫婦としての契約関係を紙一枚で取り交すという事は、「彼しかいない」わけです。
マンネリがあったとしても、彼との関係を良好に保つためにしなければならない事があるのが、男女関係です。
「しなければならない事」をコツコツをやっていくと…
- 彼に飽きた
- 彼との関係がマンネリ
- 彼との関係が楽しくない
というような、発想になる暇は、無いはずなんです。
彼と楽しい事を考えたり、素晴らしい時間を作る事を考えていく事に忙しすぎて、他の事を考える余裕が無いくらいになります。
あなたが、彼との関係にマンネリを感じて「飽き」を感じているという事は、あなたは、まだまだ、彼との関係で「するべき事」がたくさんあり、それをまだ、見つけられていないという事です。
「飽き」てる暇なんかない。
彼をたくさん観察して、研究して、彼の素晴らしさや面白さをたくさん見つけてください。
そうしていくと、あなたと彼には、笑顔が戻ってきます。
【恵りょう子のYouTube講座】
https://youtu.be/pPub-zPYK7Y
では、本日も最後までありがとうございましたm(_ _)m
また、書きます。