使い分けるとあなたの世界が豊かに変わる!!仕事・交友・愛の3つのタスク。

こんにちは♪( ´▽`)
修復恋愛心理学「美人の教室」
塾長 恵りょう子です。
このブログは、男女関係を悪化させてしまい、修復を希望している「女性」へ向けたブログになります。
それ以外の方には、あまり役に立たないブログになりますので、読み進めるか、止めるかは、ご自身でご判断ください。
今日は、「仕事・交友・愛」の3つのタスクについてお伝えしてゆきます。
この3つのタスクを使い分けて生活ができるようになると、自然と彼との関係が良好になってゆき笑顔が戻ってきます。
では、最後まで、どうぞ、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
はじめに…「アドラー心理学の3つのタスク」
アドラー心理学のアルフレッド・アドラーは、私たち人間が人生において取り組まなければならない課題のことを「ライフタスク」と呼びました。
ライフタスクは「仕事」「交友」「愛」「スピリチュアルタスク」「セルフタスク」の5つに分類されます。
仕事のタスク
運命も永遠も共にしない人間関係
交友のタスク
運命は共にしないが永遠は共にする人間関係
愛のタスク
運命も永遠も共にする人間関係
スピリチュアルタスク
大自然への畏敬の念などを通じて感じる宗教性のある人間関係
セルフタスク
自分自身を楽しませる精神的健康面での人間関係
その中でも、「仕事・交友・愛」の3つのタスクが「重要性」として取り上げられることが多いです。
現在、日本人の80%は、機能不全家族だと言われています。
機能不全家族とは…
- 親が親として機能していない
- 子供が子供として扱われていない
このような家族を言います。
親がいつまで経っても子供のような感覚でいたり、
子供が小さい頃から自立を強いられたりと…
親と子供の関係が逆転してしまっている家庭の事です。
日本では、この機能不全家族が激増しているおかげで…
- 子供がいつまで経っても大人になりきれない
- 相手を自己都合で愛してしまう人間が増えてしまう
- 子供を作りたがらない
- 結婚をしない
- 恋愛に興味がない
と、いうような…「愛情不足の人間」が増加中なのです。
もちろん、ご両親はあなたの事を大事に育てたつもりかもしれません。
自分の子育てが十分とは思わなくても、あなたにご両親なりの愛情をたっぷりと注いできた事でしょう。
このブログは、ご両親を批判するものでもなく、ご両親を恨みなさいというものでもありませんが、
現実は…そう簡単ではありません。
機能不全家族が増えると「国」としては…危機的状況になりつつある傾向にあります。
もちろん、必ず、恋愛をしなければならない、子供を産まなければならないという事はありませんし、必ず、結婚しなければならないという事もありません。
ですが、愛情が不足してしまう事で「自己都合」で行動してしまう人間が増えてしまうと…社会が乱れる事も無きにしも非ず。
人間にはせっかく「人を愛する心」というのもを神様がくれているのに…それを上手に使えずに…人生を犠牲にしてしまう方も増えています。
もったいないです。
機能不全家族出身者のほどんが、「仕事のタスク」「交友のタスク」で愛する人とも接します。
本来ならば、愛する人には「愛のタスク」を使うのが好ましいです。
しかし、日本人の80%は「愛のタスク」を教えられていないので、使えないのです。
「愛のタスク」の使い方がわからないのであれば、勉強するしかありません。
周囲の誰も教えてくれないのならば、分かる人から教えてもらうしかありません。
愛する人には「愛のタスク」を使うという、ごくごく当たり前の事をするだけで…
あなたと彼の悪化した男女関係を修復に導く事ができます。
では、「仕事・交友・愛」の3つのタスクを説明してゆきます。
仕事のタスク
仕事のタスク
運命も永遠も共にしない人間関係
① 仕事のタスクの基準
仕事のタスクとは…
- 職業
- 学業
- 家事・育児
- 地域活動
- ボランティア
- 役割
- 義務
- 責任
というような「生産活動」の取り組みの事を指します。
私たち人間は、就業・学業・地域活動・ボランティアのような「家の外」に出て行くような事に対しては、上手に仕事のタスクを使って相手に接する事ができます。
しかし、
「子供の勉強・家事・育児」というような「家の内」でも起こり得る事に対しては、上手に仕事のタスクを使い分ける事ができません。
実際、
会社の同僚があまり仕事をせず、期待に沿う働きをしなくても…多少、イラっとはしても…
「しないのだったらその程度の評価しかもらえないよ…。残念だね…。」と、どこか諦めの早い、無関心な部分がありますが、
自分の子供や自分の家族・恋人が、自分の期待に沿う働きをしない場合、私たち人間は、躍起になって自分の期待通りの動きをするように強要してしまいます。
「愛している」が故に…相手が考えて行動すべき課題に立ち入ってしまい、相手の課題を取り上げ、相手を自分の期待通りに動くように仕向けてしまうのです。
しかし、本来…
- 「出来ない者から課題を取り上げる」
- 「出来ない者の代わりに考えてあげる」
と、いう役割分担的な行動は、永遠も運命も共にしない「仕事のタスク」になります。
「役割・義務・責任を果たす」という点で、仕事のタスクが、一番簡単に取り組みやすいタスクと言われており、
「行動・言葉・結果」という具合に、「耳に聞こえる・目に見える物」が判断基準になるためとても、やりやすいタスクです。
男女関係を悪化させてしまう女性の多くが、この「仕事のタスク」で彼と接している事が多いです。
【仕事のタスク】
- 相手を試す
- 相手を怒る
- 相手を困らせる
- 相手を罵る
- 相手を叱る
- 相手を騙す
- 相手を欺く
- 相手を見下す
- 相手を諦める
- 相手を無視する
- 相手を見捨てる
- 相手を持ち上げる
- 相手を褒める
「持ち上げる」「褒める」などは、「良い事」として考えている方も多いのですが、
相手を持ち上げたり、褒めたりすると上下関係が出来る事から、運命も永遠も共にしない「仕事のタスク」に分類されます。
【仕事のタスクの見分け方法】
- 自分の都合で相手を動かそうとする
- 相手と自分の間に上下関係を作る
- 営利目的で接している
このような行動が自分や相手から感じられるときは、
全て「仕事のタスク」で接しているという事です。
交友のタスク
交友のタスク
運命は共にしないけど、
永遠は共にする人間関係
① 交友のタスクの基準
交友のタスクとは…
- 友人
- 特別な会社の同僚
- リスペクトしている上司
というような「仕事」だけの付き合い以上の関係の間柄をさします。
「特別な会社の同僚・リスペクトしている上司」は、目的を同じくしている仲間である時間と、
目的は全く違うけどプライベートでお酒を飲んだり・相談事をしたりする、あなた自身の内面をさらけ出す事が出来る親密さを持っており、
時折、感情をぶつけて喧嘩をしてしまうほど、自分を出せる相手は、「交友のタスク」に該当します。
完全プライベートでしか会う事のない、目的が全く違う時間を過ごしていても、
お酒を飲んだり、相談事をしたりしながら、互いに切磋琢磨できる関係で、
あなた自身の内面をさらけ出す事ができる親密さを持っており、
時折、感情をぶつけて喧嘩をしてしまうほど、自分を出せる友達も「交友のタスク」に該当します。
【交友のタスク】
- 相手は娯楽の対象
- 相手は切磋琢磨の対象
- 相手は尊敬の対象
- 相手が別々に幸福になる対象
交友のタスクは、仕事のタスクより、少しだけ難易度が上がります。
相手の間違いを見つけて指摘してあげたりするような、相手の課題に立ちる行動をとる「仕事のタスク」もあれば、
相手を見捨てないというような、相手を見守るというような「愛のタスク」も入ってきます。
しかし、基本的には…
仕事のタスクと同様「運命を共にしない」関係になりますので、相手の生き方に左右されず、相手の意見に呑み込まれないという具合に、
程よく「距離感」を保った人間関係になります。
交友のタスクで交際している関係の場合、相手の幸せは願うものの、一緒に幸せになる事を希望していないので、
「各々、別々に幸せになりましょうね。」と一線引いた関係です。
一線引いた関係になりますので、相手があなたの期待に応えなくても…
「ま…その程度の友達だったのか…。」と諦めも早く、縁切りの対象になってしまう場合もあります。
「交友のタスク」で交際していた友達が、ある時を境に…「仕事のタスク」で接するようになってしまい、しまいには…交流がなくなってしまう場合もあります。
【交友のタスクの見分け方法】
- 各々、別々に幸せになる
- 娯楽に誘う相手として選ぶ
- 営利目的と非営利目的が半々
このような行動が自分や相手から感じられるときは、
全て「交友のタスク」で接しているという事です。
愛のタスク
愛のタスク
運命も永遠も共にする人間関係
① 愛のタスクの基準
愛のタスクとは…
- 夫婦
- 親子
- 親戚
- 恋人
というような「家族」あるいは、将来的に家族になり得る関係にある「人間」との関係を指します。
互いに「運命」を共有する関係になっていく関係を「愛のタスク」と言います。
この「愛のタスク」は、「仕事」「交友」のタスクに比べると、はるかに難易度が上がります。
今まで、交際しやすかった…仕事・交友のタスクとは、比べものにならないくらい…です。
実際、日本人の80%の家庭では、仕事・交友のタスクでの子育てがされていても…愛のタスクで子育てをされている家庭は…全体の20%程度しかありません。
それでも、20%も存在しているのだから、日本人もまだまだ、捨てたものじゃないんですけどね(⌒-⌒; )
これまで、「営利目的」の対象だったり、「娯楽に誘う目的」の対象だったりしていた人間関係から…
愛のタスクでは一気に…「認める」関係になってゆきます。
認めるとは…
何もしなくていいですよ。
あなたは私の隣に居てください。
と、いう関係です。
愛のタスクで相手に接するということは、
これまで、仕事や交友での距離感よりも、はるかに近い距離感で相手に接する事になります。
なので、距離感を間違えてしまうと…「恋は盲目」という具合に、相手の本心や本音が見えなくなったり、
相手自体が、ほとんど見えなくなり…自分の感情で突っ走ってしまう事もあります。
その結果、相手から…呆れられてしまったり、引かれてしまったりして…距離を大きく引き離されてしまい…
最悪の結果、愛のタスクから一気に「全く交流のない他人」になってしまうこともあります。
【愛のタスク】
- 相手は期待に応えなくていい
- 相手は何もしなくていい
- 相手を勇気付ける
仕事・交友のタスクに比べて、難易度が数倍にもアップしてしまう「愛のタスク」。
相手に求める事をせず、
- 「あなたは何もしなくてもいいですよ」
- 「あなたは好きな事を好きなだけしてください」
- 「私の事はあなたの自由に愛してください」
と、相手に考えや決断を委ねる姿勢を見せてゆきます。
それと同時に…
- 「私はあなたに貢献します」
- 「私はあなたを応援します」
- 「私はあなたを好きなだけ愛します」
と、あなた自身の役割を自分自身で決めてゆきます。
仕事・交友のタスクは、相手の出方を見て相手と接している特徴がありますが、
愛のタスクは自分発信の愛情表現をしてゆきます。
相手の出方を見る事は一切しません。
- あなた自身が彼をどう愛するのか?
- どの程度愛するのか?
を、あなた自身が決めてゆきます。
【愛のタスクの見分け方法】
- 一緒に幸せになる目的のために貢献し合う
- 相手に期待を感じない
- 非営利目的
- 見返りは不要
このような行動が自分や相手から感じられるときは、
全て「愛のタスク」で接しているという事です。
まとめ
私たち人間は、「仕事」「交友」「愛」のタスクを使い分けながら、日々の生活を送っています。
「仕事・交友」のタスクで恋人に接してしまうという事は…別々の人生を歩む事を望んでいることになります。
巷では「相手を見て態度を変えるのは良くない」なんて言う方も少なくありませんが、
私たち人間が、相手を見て態度を変える事は、ごくごく当たり前のことなのです。
だって…
友達としか見ていない恋愛感情のない男友達を彼氏のような扱いはしません。
尊敬できない上司を尊敬できる上司のようには扱えません。
「相手を見て、態度を変えてもいいんです。」
しかし、
相手を見て態度を変えたはいいけれど…その態度の選択が間違っていれば…相手との関係が悪化します。
大事な恋人に「仕事のタスク」で接してしまえば…運命も永遠も共にしない関係になります。
大事な恋人に「交友のタスク」で接してしまえば…運命は共にしないが永遠は共にすると言う…「別々に幸せになりましょうね。」という、微妙な付き合いになってしまいます。
子育て中の方は、少し難しいかもしれません。
子育ては「仕事のタスク」です。
夫と子供の話をする時には「仕事のタスク」を使い、子供に接する時には「愛のタスク」を使わなければなりません。
そして、夫婦として夫と接する時にはまた、「愛のタスク」で接しなければなりません。
夫と子育ての話をする時には「仕事のタスク」を使う、夫婦として接する時には「愛のタスク」を使う事を意識すると…混乱する事もあります。
ついつい、夫にも…面倒くさくなって…仕事のタスクで接してしまったり、子供に対しても、仕事のタスクで接してしまう事もあります。
本来ならば、上手に使い分けてほしい3つのタスクですが、「使い分けるのは難しい」と言う方には、「愛のタスク」に集中していく事をオススメします。
なぜなら…
あなた自身、「仕事のタスク」「交友のタスク」は、自然体でもできるからです。
あなたが、力を入れないとならないのは「愛のタスク」だからです。
個人的に私がこれまで、男女関係を研究してきて出した結論は、
人間は0歳〜6歳までは、「仕事・交友のタスク」を使って、生きる指針を作ってあげる事が大事ですが、
6歳以降は、「愛のタスク」で接していく事が好ましいと考えています。
日本人の80%が、子供があまり上手に言葉を話せない、結論を自分で出せない、自分の事を自分で考えられない3歳までは、
生きる指針を作らずに「愛のタスク」で「可愛い可愛い、何もしなくてもいいですよ私がしてあげるからね。」で接しますが、
本来は、逆です。
幼児の精神分析の「原始的防衛機制」を発表しているアンナ・フロイトは、誕生から約3ヶ月ほどで、赤ちゃんは母親の表情や感情を読み取れるようになると証明しています。
「赤ちゃんだから分からないだろう」と思って、両親が夫婦喧嘩をしたり、妻が夫に小言をいうような家庭に生まれると、
赤ちゃんは敏感に両親の感情を感じ取って自分の性格の基礎に取り入れてゆきます。
1歳半頃までには、赤ちゃん自身が、どんな影響を受ければ満足になり、どんな影響を受ければ不満足になるのか理解するようになります。
この時期に表現や情緒的混乱・挫折なども経験します。
子供は白黒思考なため、最初のうちは、親が考え方の指針を授けてあげなくてはなりません。
親がその役割が果たせたら、「愛のタスク」で「あなた自身で選択して生活してゆきなさい」と自由を与えてあげる事が大事です。
それが大体、6歳位からになります。
このお話は、あなたは将来、子育てをする時に参考にしてください。
あなた自身が、ご両親から「仕事・交友のタスク」で育ててもらっているおかげで…あなた自身は「愛のタスク」にはピンときません。
すごく、難しいものに感じてしまうかもしれませんが、あなたとあなたの将来の子供、そしてパートナーにとっては、とても大事な事になります。
今のあなたは「愛のタスク」にフォーカスしてゆきましょう。
3つのタスクを使い分けられるようになるには、まず、1つ1つのタスクを理解して使えるようになる事です。
あなたはもともと「仕事・交友のタスク」はできるのですから、あとは、「愛のタスク」1つだけです。
1つだけの「愛のタスク」にフォーカスしてゆきましょう。
私も自身も「3つのタスク」の使い分けを理解するのに…少し時間がかかりました。
ですが、地道にコツコツをやっていけば、ある日突然、自然と分かるようになってきます。
「あ!この場面では、仕事のタスクを使わなきゃ!」
「この場面では、愛のタスクね。」という具合に…自然に使えるようになってきます。
美人の教室を始めて、様々な方に「3つのタスクの使い分け(課題わけ)」を伝えるようになってから、
個人差はありますが、大体、早い人で3ヶ月ほどで習得できるようです。
毎日、コツコツ、彼を十分に観察して、3つのタスクの使い分けを意識してください。
3つのタスクの使い分けが出来るようになってくると、彼との関係だけではなく、仕事も順調になってきます。
交友関係も順調になってきますので、あなたの世界が豊かに変わってゆきます。
「愛のタスク」ぜひ!!フォーカスしてみてください。
【恵りょう子のYouTube講座】
https://youtu.be/Gtn-RiIu6UE
では、本日も最後まで、ありがとうございますm(_ _)m
また、書きます♪( ´▽`)